【関西各駅探訪第364回】〜JR学研都市線京田辺駅〜

【京田辺市の中心駅は譲れない!行き先の違いで近鉄新田辺と棲み分けをする】

京田辺

京田辺

JR学研都市線京田辺駅は京都府京田辺市にある。京田辺市の中心駅だが、近くにある近鉄京都線の新田辺駅の方が街は開けていた。近年学研都市線の改善が進み、1997年にアルプラザ京田辺店が出来てからは京田辺駅周辺も街が開けてきた。京田辺駅は1898年4月12日に関西鉄道の田辺駅として開業した。1907年10月1日に国有化され、1913年11月15日から片町線の駅となった。JR発足後の1989年3月11日ダイヤ改正で木津〜長尾間の電化が完成し、京田辺駅にも電車が乗り入れるようになった。1997年3月8日ダイヤ改正で京田辺駅に改称され、2002年2月2日には橋上駅舎化が完成した。同年3月23日ダイヤ改正からは、松井山手〜京田辺間の7両編成対応化により、学研都市線電車の分割併合が松井山手から当駅にシフトされ、7両編成の電車が乗り入れて来るようになった。2010年3月13日ダイヤ改正で、木津までの7両編成対応化が完了し、当駅での分割併合は解消された。

京田辺

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ホーム2面3線で、下り京橋方面行きが島式ホームになっている。木津方面行きも島式ホームになっており、留置線の線路があるため、2面4線のような形態になっている。

京田辺

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この留置線は木津方で本線に繋がっているだけでスルー構造にはなっていない。

京田辺

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ホームには柵が設けられ、あくまでも留置線として使用されている。

京田辺

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駅舎は橋上化されており、改札は1ヶ所ある。ICカード対応の自動改札機が設置されている有人改札で、自動券売機、みどりの窓口も設置されている。

京田辺

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出口は2ヶ所あり、東口がメインとなっている。東口にはアルプラザ京田辺店がある。

京田辺

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ロータリーが整備され、各方面へのバス路線も発着している。

京田辺

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アルプラザ京田辺店へは連絡通路で繋がっている。

京田辺

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西口は住宅地の中にあり、小さなロータリーがある。

京田辺

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西口には一休和尚の像があるが、新田辺駅にある銅像よりも格段に小さく草葉に隠れるようなたたずまいとなっている。

京田辺駅の2016年度1日あたりの乗車人員は6,117人で、うち定期利用者は4,268人となっている。定期比率は69.8%で、昨今の数値で見ると定期利用者は多い方と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で0.9%増、定期利用者は5.8%の増加となっているが、定期外利用者は8.8%減となっている。定期利用者は増えているが、定期外利用者は減っている。近鉄との競合で減少することは考えにくいので、車利用が増えたり、電車で出かける機会が減少した結果と言える。

  

鉄道コム

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