【関西各駅探訪第306回~南海高野線滝谷駅~】

【3市に跨る境界駅だが滝谷不動へは近鉄長野線利用が一般的】

滝谷

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南海高野線滝谷駅は大阪府富田林市にある。富田林市、河内長野市、大阪狭山市の境界付近にあり、富田林市の中心部からはかなり離れている。日本三不動の一つ滝谷不動明王寺へは近鉄長野線滝谷不動駅の方が便利で、滝谷駅からは東へ3.5㎞程離れている。なお、滝谷不動駅とは2.6㎞程離れており、競合関係にはない。北野田以南各駅に停車する区間急行が停車する。

滝谷

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対向式ホーム2面2線の地上駅で、上り線側に駅舎がある。上下線間は陸橋で結ばれている。ホーム有効長は8両分あり、8両編成の区間急行停車に対応している。

滝谷

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改札は1ヵ所あり、ICカード対応の自動改札機が設置されている。2013年4月1日から無人化されている。

滝谷

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出口は1ヵ所で、駅周辺は狭く、住宅街となっているため、バスの乗り入れなどはない。

滝谷

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改札前には昔ながらの駅売店が設置されており、営業している。

滝谷

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上下間ホームは陸橋で結ばれており、エレベータも設置されている。

滝谷駅の2015年度1日あたりの乗車人員は2,768人で、うち定期利用者は1,908人となっている。定期比率は68.9%で、70%を割ってはいるが、近年の傾向からすると定期利用率は高い。10年前の2005年度と比べると全体で1.1%減、定期利用者は4.4%増加している。その反面定期外利用者が11.4%減少しているため、全体では微減ということになっている。

  

鉄道コム

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