【関西各駅探訪第487回】大阪メトロ谷町線出戸駅

出戸

【バスターミナルを併設する交通結節点】

大阪メトロ谷町線出戸駅は大阪市平野区にある。大阪シティバスの出戸バスターミナルを併設しており、交通結節点となっている。出戸駅は1980年11月27日に谷町線天王寺〜八尾南間の延伸とともに開業した。

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地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両編成分ある。ホームは延伸に対応した造りになっているが、今のところ谷町線には増結予定はない。

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地下3階にホームがあり、地下2階への改札へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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出口は1号出口から5号出口まである。1号出口は一番西側にある。目の前にはかつての阪和貨物線跡があり、現在は遊歩道になっている。

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阪和貨物線には旅客化の話もあったが、結局陽の目を見ることはできず廃止されてしまった。

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2号出口は出戸バスターミナルと直結している。エレベーターも設置されており、バリアフリーに対応している。

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出戸バスターミナルからは大阪シティバスの路線が発着しており、平野区周辺や住之江公園、あべの橋、なんばなど各方面への路線が発着している。

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大阪シティバスでは、歌島橋や横堤、弁天町などのバスターミナルが廃止になったが、出戸は地下鉄との連絡もあり健在している。

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3号出口は改札に近いところにあり、出戸バスターミナルの南側にある。

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4号出口は一番東側にあり、府道186号線に近い。

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5号出口はイオン長吉店の前に出られる。

出戸駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,740人で、うち定期利用者は2,304人となっている。定期比率は29.8%で、3割を切っており、マイスタイルなどICカードへの移行などで定期利用者は少なくなっている。2002年度と比較すると全体で0.8%増、定期利用者は46.5%減、定期外利用者は61.3%増となっており、定期外利用者が大きく増加している。

  

鉄道コム

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