【関西各駅探訪第738回】JR姫新線東觜崎駅

東觜崎

【手延べそうめん揖保乃糸のふるさと】

JR姫新線東觜崎駅は兵庫県たつの市にある。姫新線姫路都市圏の末端にあたる播磨新宮駅の一つ手前にあり、行き違い設備を有している。周辺は手延べそうめん揖保乃糸の産地で、揖保乃糸資料館のそうめんの里や素麺神社などがあり、そうめんの里に相応しい環境となっている。列車は毎時2本の運転が基本で、平日朝ラッシュ時には7時台に3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時は毎時2本の運転となっている。東觜崎駅は1931年12月23日に姫津線の駅として開業した。1936年10月10日に姫新線の駅となった。

東觜崎

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分ほどある。実際には単行や2両編成の列車が多い。

東觜崎

上下ホーム間には構内踏切が設置されている。スロープが設置され、バリアフリーに対応している。

東觜崎

改札は無人化されており、ICカードリーダーが設置されている。簡易自動券売機も設置されている。駅舎内には待合室もある。

東觜崎

出口は1ヶ所で、駅東側にのみ出られる。駐輪場が整備されているが、駅前にバスやタクシーの乗り入れはない。

東觜崎

駅の南東側には駐輪場が整備されている。

東觜崎

駅前には日本庭園風に整備された庭があり、カエルの親子の置物が置かれている。

東觜崎 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 463 363 100 78.4%
2006年度 407 319 88 78.4%
対06年度比 113.8% 113.8% 113.6%  

東觜崎駅の2016年度1日あたりの乗車人員は463人で、うち定期利用者は363人となっている。定期比率は78.4%で、定期利用者が8割近くになっている。10年前の2006年度と比較すると全体で13.8%増、定期利用者は13.8%増、定期外利用者は13.6%となっている。列車増発などが功を奏して利用者が増加傾向にある。

  

鉄道コム

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