【四日市市内ながらもローカルムード満載の駅)
あすなろう鉄道内部線南日永駅は、三重県四日市市にある。1922年1月10日に三重鉄道の駅として開業した。1964年2月1日に三重電気鉄道、1965年4月1日に近畿日本鉄道の駅となり、2015年4月1日からはあすなろう鉄道の駅となった。
単面ホーム1面1線で、ホームに隣接して駅舎があるが、改札はなく、無人駅となっている。
駅舎内に自動券売機が設置されており、駅で、きっぷの購入は可能である。近鉄時代からICカードの利用はできない。
出口も1ヶ所だけで、駅周辺は住宅地になっている。
駅は寂れているが、ホームの対面にはマンションなどが建ち並んでおり、駅周辺は四日市市の郊外住宅地となっている。
南日永駅の2016年度1日あたりの乗車人員は563人で、うち定期利用者は310人となっている。定期比率は55.0%で、ローカル路線にしては定期比率は低い方と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で17.2%減となっており、定期利用者は32.4%も減少している。定期外利用者は逆に14.1%増加している。