JR西日本117系

117系S4新快速

S4

会社名 JR西日本
形式 117系
使用線区 東海道本線・湖西線・草津線
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌・日本車輌
制御方式 抵抗制御 1C8M
主電動機 直流整流子電動機定格120kW
ブレーキ 電気ブレーキ併用電磁直通ブレーキ抑速ブレーキ
台車 空気ばね台車DT32E・TR69H
ボルスタレス台車DT50C・TR235B
最高速度 110km/h
加速度 1.8km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 5km/h/s
製造初年 1979年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS-ST
座席定員 2扉転換クロスシート
所属 吹田総合車両所京都支所
編成 6両・8両
既存両数 52両

117系は国鉄時代の1979年に登場した1500V直流専用の近郊型車両である。当時153系を使用していた新快速に投入するために製造された車両で、並行する私鉄特急を意識した2扉転換クロスシート車となった。新快速用の153系は、白地にブルーのラインが入った塗装だったため、ブルーライナーの愛称が付けられていたが、117系はかつて一斉を風靡した急電をイメージした塗装になり、シティーライナーの愛称が付けられた。

117系車内

117系車内

117系車内

117系車内

117系300番台車内

117系300番台車内

1C8M制御で、主制御器は417系で使用し、実績のあった電動カム軸式のCS43Aで、抵抗制御と直並列制御を組み合わせて加減速を行う。主電動機は定格出力120KWの直流直巻式整流子電動機(MT54D)を使用している。
特急形・急行形で使用実績のあるインダイレクトマウント空気バネ台車であるDT32E(電動車)・TR69H(制御車)を採用した。
集電装置は、直流形電車の標準品のPS16系菱形パンタグラフであるが、アルミニウム製の枠を使用し、ばね部分にカバーをした耐寒耐雪仕様のPS16Jを採用した。
先頭車には、ラッシュ時の増解結を考慮して、国鉄初となる自動解結装置と電気連結器を採用した。

1979年から1980年3月までの1次増備車は、6両編成8本が製造された。1980年4月から7月までの2次増備車は、6両編成13本が製造された。これにより、153系全ての置き換えが完了した。
1982年には、東海地区にも投入され、6両編成9本54両が製造された。

S13

国鉄分割民営化直前の1986年11月1日ダイヤ改正で、京阪神地区で、新快速が増発されたため、117系100番台6両編成3本が新製された。

117系車内

【0番台と100番台の仕様の違いは以下となる】
・扉回りの立席スペースを拡大

・側窓を外はめ式のユニット構造から、2列1組の1段下降式に変更

・車体裾部にステンレス材を使用し防錆構造を強化

・台車をボルスタレス台車DT50C、TR235Bへ変更

・床面高さの45mm引き下げ(1235mm→1190mm)

・座席のセミバケットタイプへの変更

・冷房装置をAU75Eに変更

100番台車は、京阪神地区用に6両編成3本、名古屋地区用に先頭車のみ18両、計36両が投入された。

JR発足時には、JR西日本に6両編成24本(0番台21本、100番台3本)、JR東海に4両編成18本が存在した。

1986年時117系編成表 宮原運転所        
C編成 ←米原 姫路→ 製造年 メーカ
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116
144両 Tc Mp M Mp M Tc
C1 1 1 1 2 2 1 1979年 川重
C2 2 3 3 4 4 2 1980年 川重
C3 3 5 5 6 6 3 1980年 川重
C4 4 7 7 8 8 4 1980年 近車
C5 5 9 9 10 10 5 1980年 近車
C6 6 11 11 12 12 6 1980年 近車
C7 7 13 13 14 14 7 1980年 川重
C8 8 15 15 16 16 8 1980年 近車
C9 9 17 17 18 18 9 1980年 日車
C10 10 19 19 20 20 10 1980年 日車
C11 11 21 21 22 22 11 1980年 日車
C12 12 23 23 24 24 12 1980年 日車
C13 13 25 25 26 26 13 1980年 川重
C14 14 27 27 28 28 14 1980年 川重
C15 15 29 29 30 30 15 1980年 川重
C16 16 31 31 32 32 16 1980年 川重
C17 17 33 33 34 34 17 1980年 川重
C18 18 35 35 36 36 18 1980年 川重
C19 19 37 37 38 38 19 1980年 近車
C20 20 39 39 40 40 20 1980年 近車
C21 21 41 41 42 42 21 1980年 近車
C22 101 101 101 102 102 101 1986年 近車
C23 102 103 103 104 104 102 1986年 東急
C24 103 105 105 106 106 103 1986年 川重

221系増備により、1990年に6両編成8本が福知山線快速に投入され、クリーム10号に緑14号の帯が入った新塗装となった。なお、1990年3月10日ダイヤ改正では、新快速の最高速度が115km/hに引き上げられた。

E6

117系奈良線快速

1991年3月16日ダイヤ改正では、新快速の最高速度が120km/hに引き上げられ、早朝深夜を除いて、117系の新快速運用はなくなった。これにより、6両編成10本を8両編成5本、4両編成5本に組み替えられた。6・8両編成は本線の快速に使用し、4両編成は奈良線に新設した快速に使用された。実質的に新快速は221系が主体で運用されるようになり、117系はわずか10年で新快速の座から下りることになった。なお、後継の221系も1989年のデビューから1999年の新快速運用完全撤退までも10年となっており、この時期は10年周期で新快速の車両が入れ替わるというのが慣例となっていた。

117系300番台

1992年3月14日ダイヤ改正では、岡山地区の快速SUNライナーへの117系投入と115系非冷房車置き換えのため、初めて京阪神地区から山陽地区への転属が行われた。岡山電車区に4両編成6本が転属。これにより余剰になった中間車を115系に組み込み非冷房車を置き換えた。115系編入車は、115系3500番台となり、117系からは系式離脱することになった。福知山線では、混雑対策のため、ドア付近をロングシート化した300番台が登場した。

1998年時117系編成表
宮原運転所
C編成 ←米原 姫路→ 新塗装化
クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116
Tc Mp M Mp M Tc
C1 1 1 1 2 2 1 1990年
C12 12 24 24 303 303 12  
C14 14 32 32 28 28 14  
C16 16 40 40 36 36 16  
C101 101 101 101 102 102 101  
C102 102 103 103 104 104 102  
C103 103 105 105 106 106 103  
※1 クリーム1号にぶどう色2号のラインが入ったオリジナル色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
宮原運転所
C編成 ←大阪 福知山→ 新塗装化
クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116
Tc Mp M Mp M Tc
C4 304 307 307 308 308 304 1990年
C5 305 309 309 310 310 305 1990年
C6 306 311 311 312 312 306 1990年
C7 307 313 313 314 314 307 1990年
C8 308 315 315 316 316 308 1990年
C10 310 319 319 320 320 310 1992年
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
C編成 ←大阪 福知山→ 新塗装化
クハ117 モハ117 モハ116 クハ116
Tc Mp M Tc
C2 302 304 304 302 1989年
C3 303 306 306 303 1990年
C18 318 305 305 318 1997年
C20 320 341 341 320 1997年
C21 321 342 342 321 1990年
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
岡山電車区
E編成 ←岡山 福山→ 新塗装化
クハ117 モハ117 モハ116 クハ116
Tc Mp M Tc
E1 9 18 18 9 1992年
E2 11 22 22 11 1992年
E3 13 26 26 13 1992年
E4 15 30 30 15 1992年
E5 17 34 34 17 1992年
E6 19 38 38 19 1992年
※白をベースに赤とオレンジなど3色のラインが入る快速SUNライナー塗装
モハ117 モハ116 モハ115 モハ114 改造年 旧編成 所属 編成
Mp M Mp M
17 17 3501 3501 1992年 C9 岡山 K1
21 21 3502 3502 1992年 C11 下関 N18
23 23 3503 3503 1992年 C12 下関 N19
25 25 3504 3504 1992年 C13 岡山 K2
27 27 3505 3505 1992年 C14 岡山 K5
29 29 3506 3506 1992年 C15 岡山 K6
31 31 3507 3507 1992年 C16 岡山 K4
33 33 3508 3508 1992年 C17 下関 N20
35 35 3509 3509 1992年 C18 下関 N21
37 37 3510 3510 1992年 C19 岡山 K3
39 39 3511 3511 1992年 C20 岡山 K7

1999年5月11日ダイヤ改正で、新快速の130㎞/h運転実施により、221系とともに117系の新快速運用は終了した。2000年3月11日ダイヤ改正からは、221系丹波路快速の運転が開始され、117系は福知山線でも活躍の場を縮小していった。

G3

2000年3月には、和歌山地区への転属車が発生した。JR宝塚線用の300番台4両編成2本が福知山色のまま日根野電車区へ転属し、G801編成、G802編成として和歌山線全線で使用されるようになった。それまでの和歌山線専用の同区113系湘南色車(G416編成・G417編成)による朝夕ラッシュ時の運用をそのまま移管する形で運用された。なお、運用の間合いで阪和貨物線の路線維持回送列車(錆取り列車)としても使用された。

2001年時117系編成表
宮原総合運転所
C編成 ←永原 京都→
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116
40両 Tc Mp M Mp M Tc 新塗装化 2パン化 クハ117トイレ
C1 1 1 1 2 2 1 1990年   1999年
C16 16 32 32 36 36 16     2000年
C101 101 101 101 102 102 101   1999年  
C102 102 103 103 104 104 102   1999年  
C103 103 105 105 106 106 103   2000年  
C12 12 24 24     12
C14 14 40 40 28 28 14
※1 クリーム1号にぶどう色2号のラインが入ったオリジナル色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※3 C12編成は中間車モハ116-303、モハ117-303は115系3500番台に改造
※4 C1、C16はクハ117にトイレ設置
※5 C101、102、103の3号車モハ117はパンタグラフ増設し2基となった。
※6 奈良線、湖西線、草津線にて運用
117系福知山色

117系福知山色

 

2001年時117系編成表
宮原総合運転所
C編成 ←大阪 福知山→  
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車  
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116  
36両 Tc Mp M Mp M Tc 新塗装化
C4 304 307 307 308 308 304 1990年
C5 305 309 309 310 310 305 1990年
C6 306 311 311 312 312 306 1990年
C7 307 313 313 314 314 307 1990年
C8 308 315 315 316 316 308 1990年
C10 310 319 319 320 320 310 1992年
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※3 JR宝塚線、福知山線にて運用
C編成 ←大阪 福知山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
12両 Tc Mp M Tc 新塗装化 2パン化  
C2 302 304 304 302 1989年 2000年  
C3 303 306 306 303 1990年 2000年  
C21 321 342 342 321 1990年 2000年  
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※2 C2、3編成はモハ117のパンタグラフを増設し2基搭載となった。
日根野電車区
SG編成 ←王寺 和歌山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
8両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 転属年
G801 318 305 305 318 1997年 旧C18 2000年3月
G802 320 341 341 320 1997年 旧C20 2000年3月
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※3 2000年3月に宮原総合運転所から日根野電車区に転属
岡山電車区
E編成 ←岡山 福山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
24両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 転属年
E1 9 18 18 9 1992年 C9 1992年
E2 11 22 22 11 1992年 C11 1992年
E3 13 26 26 13 1992年 C13 1992年
E4 15 30 30 15 1992年 C15 1992年
E5 17 34 34 17 1992年 C17 1992年
E6 19 38 38 19 1992年 C19 1992年
※白をベースに赤とオレンジなど3色のラインが入る快速SUNライナー塗装
モハ117 モハ116 モハ115 モハ114 改造年 旧編成 所属 編成
Mp M Mp M
17 17 3501 3501 1992年 C9 岡山 K1
21 21 3502 3502 1992年 C11 下関 N18
23 23 3503 3503 1992年 C12 下関 N19
25 25 3504 3504 1992年 C13 岡山 K2
27 27 3505 3505 1992年 C14 岡山 K5
29 29 3506 3506 1992年 C15 岡山 K6
31 31 3507 3507 1992年 C16 岡山 K4
33 33 3508 3508 1992年 C17 下関 N20
35 35 3509 3509 1992年 C18 下関 N21
37 37 3510 3510 1992年 C19 岡山 K3
39 39 3511 3511 1992年 C20 岡山 K7
303 303 3512 3512 2001年 C12 下関 N16
315 315 3513 3513 2001年 C8 下関 N17
316 316 3514 3514 2001年 C8 下関 N14

2001年3月、奈良線でみやこ路快速の運転開始によって宮原総合運転所所属車による奈良線運用が消滅したため、同所0番台の6両編成1本(C14編成)が原色のまま日根野電車区へ転属前提で貸し出された。このうち4両が予定通りG803編成として就役し、上記113系の検査代走の置き換えに使用された。
同年12月、宮原総合運転所で余剰となった300番台先頭車(ともに308号)の2両と、上記G803編成とならなかった2両(40号電動車ユニット)が接客設備が異なったまま組み合わされ、ワンマン運転対応改造と外部塗装のオーシャングリーン地にラベンダー帯化が施工された上で、「G804編成」として翌年1月から和歌山線で運行を開始した。その後同区配置の残りの編成も順次ワンマン改造・塗装変更が行われた。

2004年時117系編成表
宮原総合運転所
C編成 ←永原 京都→
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116
30両 Tc Mp M Mp M Tc 新塗装化 2パン化 クハ117トイレ
C1 1 1 1 2 2 1 1990年   1999年
C16 16 32 32 36 36 16     2000年
C101 101 101 101 102 102 101   1999年  
C102 102 103 103 104 104 102   1999年  
C103 103 105 105 106 106 103   2000年  
※1 クリーム1号にぶどう色2号のラインが入ったオリジナル色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※3 C12編成は中間車モハ116-303、モハ117-303は115系3500番台に改造
※4 C1、C16はクハ117にトイレ設置
※5 C101、102、103の3号車モハ117はパンタグラフ増設し2基となった。
※6 湖西線、草津線にて運用
2004年時117系編成表
宮原総合運転所
C編成 ←大阪 福知山→  
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車  
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116  
24両 Tc Mp M Mp M Tc 新塗装化
C5 305 309 309 310 310 305 1990年
C6 306 311 311 312 312 306 1990年
C7 307 313 313 314 314 307 1990年
C10 310 319 319 320 320 310 1992年
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※3 JR宝塚線、福知山線にて運用
C編成 ←大阪 福知山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
12両 Tc Mp M Tc 新塗装化 2パン化  
C2 302 304 304 302 1989年 2000年  
C3 303 306 306 303 1990年 2000年  
C21 321 342 342 321 1990年 2000年  
※1 クリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 300番台はドア付近一部をロングシート化
※2 C2、3編成はモハ117のパンタグラフを増設し2基搭載となった。
新和歌山車両センター
SG編成 ←王寺 和歌山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
8両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 旧編成2
G1 12 24 24 12 2002年 旧C12  
G2 14 28 28 14 2002年 旧C14  
G3 308 40 40 308 2001年 旧C8  
G4 318 305 305 318 2002年 旧G801 旧C18
G5 320 341 341 320 2002年 旧G802 旧C20
岡山電車区
E編成 ←岡山 福山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
24両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 転属年
E1 9 18 18 9 1992年 C9 1992年
E2 11 22 22 11 1992年 C11 1992年
E3 13 26 26 13 1992年 C13 1992年
E4 15 30 30 15 1992年 C15 1992年
E5 17 34 34 17 1992年 C17 1992年
E6 19 38 38 19 1992年 C19 1992年
※白をベースに赤とオレンジなど3色のラインが入る快速SUNライナー塗装
モハ117 モハ116 モハ115 モハ114 改造年 旧編成 所属 編成
Mp M Mp M
17 17 3501 3501 1992年 C9 岡山 K1
21 21 3502 3502 1992年 C11 下関 N18
23 23 3503 3503 1992年 C12 下関 N19
25 25 3504 3504 1992年 C13 岡山 K2
27 27 3505 3505 1992年 C14 岡山 K5
29 29 3506 3506 1992年 C15 岡山 K6
31 31 3507 3507 1992年 C16 岡山 K4
33 33 3508 3508 1992年 C17 下関 N20
35 35 3509 3509 1992年 C18 下関 N21
37 37 3510 3510 1992年 C19 岡山 K3
39 39 3511 3511 1992年 C20 岡山 K7
303 303 3512 3512 2001年 C12 下関 N16
315 315 3513 3513 2001年 C8 下関 N17
316 316 3514 3514 2001年 C8 下関 N14
T6

T6

福知山線では朝夜の快速などの運用が主体となっていたが、2005年4月25日の福知山線事故により、ATS-Pの設置が義務化されたため、ATP-Pを搭載しない117系は、福知山線復旧を前に、同線の運用からは撤退し、嵯峨野線、湖西線、草津線での運用が主体となった。所属は暫く宮原所属のまま運用されていたが、2006年6月に京都総合運転所に転属した。嵯峨野線での運用も長くは続かず、221系や223系5500番台の投入により、同線での運用からは撤退し、湖西線、草津線での運用のみとなった。

2007年時117系編成表
京都総合運転所    
T編成 ←永原 京都→    
8号車 7号車 6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車    
8両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116    
16両 Tc Mp M Mp M Mp M Tc 転入日 旧編成
T4 304 307 307 308 308 342 342 304 2006/6/19 C4
T5 307 313 313 314 314 320 320 307 2006/6/19 C7
※1 モハ117-342は2パンタ
S編成 ←永原 京都→    
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車    
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116 転入日 旧編成
36両 Tc Mp M Mp M Tc 新塗装化 2パン化
S1 1 1 1 2 2 1 2006/5/22 C1 1990年  
S2 16 32 32 36 36 16 2006/5/22 C16    
S3 305 309 309 102 102 305 2006/5/22 C5 1990年  
S5 310 319 319 106 106 310 2006/5/22 C10 1992年  
S6 321 310 310 104 104 321 2006/6/19 C21 1990年 2000年
S4 306 304 304 306 306 306 2006/5/22 C6 1990年  
※1 モハ117-102,106,104,304,306は2パンタ
※2 S1、S編成とモハ117-102,106,104、モハ116-102,106,104は原色
宮原総合運転所
C編成 ←大阪 福知山→            
4号車 3号車 2号車 1号車            
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116            
22両 Tc Mp M Tc 新塗装化 2パン化        
C2 302 304 304 302 1989年 2000年
C3 303 306 306 303 1990年 2000年
C101 101 101 101 101   1999年
C102 102 103 103 102   1999年
C103 103 105 105 103   2000年
※1 C2、C3編成とモハ117-105、モハ116-105はクリーム10号に緑14号のラインが入った福知山色
※2 C101.102編成とクハ117-103、クハ116-103はクリーム1号にぶどう色2号のラインが入ったオリジナル色
※3 300番台はドア付近一部をロングシート化
※4 下関地域鉄道部下関車両管理室に貸出
新和歌山車両センター
SG編成 ←王寺 和歌山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
8両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 旧編成2
G1 12 24 24 12 2002年 旧C12  
G2 14 28 28 14 2002年 旧C14  
G3 308 40 40 308 2001年 旧C8  
G4 318 305 305 318 2002年 旧G801 旧C18
G5 320 341 341 320 2002年 旧G802 旧C20
岡山電車区
E編成 ←岡山 福山→      
4号車 3号車 2号車 1号車      
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116      
24両 Tc Mp M Tc 新塗装化 旧編成 転属年
E1 9 18 18 9 1992年 C9 1992年
E2 11 22 22 11 1992年 C11 1992年
E3 13 26 26 13 1992年 C13 1992年
E4 15 30 30 15 1992年 C15 1992年
E5 17 34 34 17 1992年 C17 1992年
E6 19 38 38 19 1992年 C19 1992年
※白をベースに赤とオレンジなど3色のラインが入る快速SUNライナー塗装
モハ117 モハ116 モハ115 モハ114 改造年 旧編成 所属 編成
Mp M Mp M
17 17 3501 3501 1992年 C9 岡山 K1
21 21 3502 3502 1992年 C11 下関 N18
23 23 3503 3503 1992年 C12 下関 N19
25 25 3504 3504 1992年 C13 岡山 K2
27 27 3505 3505 1992年 C14 岡山 K5
29 29 3506 3506 1992年 C15 岡山 K6
31 31 3507 3507 1992年 C16 岡山 K4
33 33 3508 3508 1992年 C17 下関 N20
35 35 3509 3509 1992年 C18 下関 N21
37 37 3510 3510 1992年 C19 岡山 K3
39 39 3511 3511 1992年 C20 岡山 K7
303 303 3512 3512 2001年 C12 下関 N16
315 315 3513 3513 2001年 C8 下関 N17
316 316 3514 3514 2001年 C8 下関 N14

2019年5月現在、117系は吹田総合車両所京都支所に8両編成2本、6両編成6本が所属しており、湖西線、草津線の普通に運用されている。吹田総合車両所日根野支所新在家派出所の117系は4両編成5本が所属していたが、2019年3月16日ダイヤ改正で、227系1000番台が投入され、和歌山線、紀勢本線の運用から離脱した。岡山電車区には4両編成6本が存在しており、快速SUNライナーなどに使用されている。

2019年時117系編成表
吹田総合車両所京都支所      
T編成 ←永原 京都→      
8号車 7号車 6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車      
8両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116      
16両 Tc Mp M Mp M Mp M Tc 単色化 転属日 旧編成
T1 1 1 1 2 2 104 104 1 2018年 2006/5/22 S1
T2 16 32 32 36 36 106 106 16 2012年 2006/5/22 S2
S編成 ←永原 京都→          
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車          
6両編成 クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116          
36両 Tc Mp M Mp M Tc 単色化 転属日 旧編成 新塗装化 2パン化
S1 304 308 308 307 307 304 2012年 2006/6/19 T4    
S5 310 319 319 320 320 310 2017年 2006/5/22 C10 1992年  
S編成 ←永原 京都→          
6号車 5号車 4号車 3号車 2号車 1号車          
クハ117 モハ117 モハ116 モハ117 モハ116 クハ116          
Tc Mp M Mp M Tc 単色化 転属日 旧編成 新塗装化 2パン化
S2 307 313 313 314 314 307 2016年 2006/6/19 C7    
S3 305 309 309 102 102 305 2015年 2006/5/22 C5 1990年  
S4 306 314 314 306 306 306 2016年 2006/5/22 C6 1990年  
S6 321 310 310 342 342 321 2012年 2006/6/19 C21 1990年 2000年

 

 

新和歌山車両センター
SG編成 ←王寺 和歌山→          
4号車 3号車 2号車 1号車          
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116          
20両 Tc Mp M Tc 単色化 新塗装化 旧編成 旧編成2 廃車年
G1 12 312 312 12 2015年 2002年 旧C12   2019年
G2 14 311 311 14 2015年 2002年 旧C14   2019年
G3 308 40 40 308 2012年 2001年 旧C8   2019年
G4 318 305 305 318   2002年 旧G801 旧C18 2019年
G5 320 341 341 320 2016年 2002年 旧G802 旧C20 2019年
C104 302 28 28 302     C104   2016年
C105 303 24 24 303     C105   2016年

 

E編成 ←岡山 福山→          
4号車 3号車 2号車 1号車          
4両編成 クハ117 モハ117 モハ116 クハ116          
24両 Tc Mp M Tc 新塗装化 単色化 転入年 旧編成 廃車年
E1 9 18 18 9 1992年       2015年
E2 11 22 22 11 1992年       2015年
E3 13 26 26 13 1992年       2015年
E4 15 30 30 15 1992年 2016年      
E5 17 34 34 17 1992年 2010年      
E6 19 38 38 19 1992年 2014年      
E7 101 101 101 101   2014年 2015年 下関C101  
E8 102 103 103 102   2015年 2015年 下関C102  
E9 103 105 105 103   2015年 2015年 下関C103  
※1 白をベースに赤とオレンジなど3色のラインが入る快速SUNライナー塗装
※2 2010年から地域別車体塗装一色化により黄色に塗り替えられた
※3 E1・2・3編成は2015年に廃車となった。
※4 E7・8・9編成は2015年に下関から転属。
モハ117 モハ116 モハ115 モハ114 改造年 旧編成 所属 編成 廃車
Mp M Mp M
17 17 3501 3501 1992年 C9 岡山 K1 2016年
21 21 3502 3502 1992年 C11 下関 N18  
23 23 3503 3503 1992年 C12 下関 N19  
25 25 3504 3504 1992年 C13 岡山 K2 2015年
27 27 3505 3505 1992年 C14 岡山 K5 2015年
29 29 3506 3506 1992年 C15 岡山 K6 2016年
31 31 3507 3507 1992年 C16 岡山 K4 2015年
33 33 3508 3508 1992年 C17 下関 N20  
35 35 3509 3509 1992年 C18 下関 N21  
37 37 3510 3510 1992年 C19 岡山 K3 2015年
39 39 3511 3511 1992年 C20 岡山 K7 2015年
303 303 3512 3512 2001年 C12 下関 N16  
315 315 3513 3513 2001年 C8 下関 N17  
316 316 3514 3514 2001年 C8 下関 N14  

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました