JR播但線ガイド

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【JR播但線ガイド】

会社名 西日本旅客鉄道
路線名 播但線
区間 姫路~寺前
営業キロ 29.6km
駅数 12駅
平均駅間距離 2.7km
所要時分 27分
表定速度 65.8km/h
軌間 1067mm
電気方式 1500V直流電化
線路 単線
保安方式 ATS-SW
最高速度 95km/h
最大編成両数 6両
会社名 西日本旅客鉄道
路線名 播但線
区間 寺前~和田山
営業キロ 36.1km
駅数 7駅
平均駅間距離 6.02km
所要時分 34分
表定速度 63.8km/h
軌間 1067mm
電気方式 非電化
線路 単線
保安方式 ATS-SW
最高速度 95km/h
最大編成両数 6両

JR播但線はJR山陽本線姫路とJR山陰本線和田山を結ぶ全長65.7kmの陰陽連絡線で、大阪、神戸と豊岡、浜坂方面とを結ぶ特急も同線経由で運転されている。姫路~寺前間は電化されており、姫路近郊の輸送を担っている。寺前~和田山間は非電化で、気動車がのんびりと走るローカル線となっている。

駅名 よみがな 駅間距離 営業距離 所在地 開業年月日 特 急 普 通
姫路 ひめじ 0km 0km 姫路市 1888年12月23日
京口 きょうぐち 1.7km 1.7km 姫路市 1898年2月18日  
野里 のざと 2.6km 4.3km 姫路市 1894年7月26日  
砥堀 とほり 1.7km 6km 姫路市 1935年11月20日  
仁豊野 にぶの 2.2km 8.2km 姫路市 1896年8月19日  
香呂 こうろ 3km 11.2km 姫路市 1894年7月26日  
溝口 みぞぐち 2km 13.2km 姫路市 1898年3月28日  
福崎 ふくざき 3.9km 17.1km 神崎郡福崎町 1894年7月26日
甘地 あまじ 3.5km 20.6km 神崎郡市川町 1894年7月26日  
鶴居 つるい 3.9km 24.5km 神崎郡市川町 1894年7月26日  
新野 にいの 3.2km 27.7km 神崎郡神河町 1951年10月15日  
寺前 てらまえ 1.9km 29.6km 神崎郡神河町 1894年7月26日
長谷 はせ 6.3km 35.9km 神崎郡神河町 1895年1月15日  
生野 いくの 7.7km 43.6km 朝来市 1895年4月17日
新井 にい 8.3km 51.9km 朝来市 1901年8月29日  
青倉 あおくら 3.7km 55.6km 朝来市 1934年8月10日  
竹田 たけだ 4.3km 59.9km 朝来市 1906年4月1日  
和田山 わだやま 5.8km 65.7km 朝来市 1906年4月1日

播但線は姫路駅では高架化後1・2番線から発着している。地上時代はJR神戸線とは少し離れた行き止まり式の31~33番線を使用していた。JR神戸線から直通する特急はまかぜは同駅でスイッチバックして播但線に入る。姫路を出ると左にカーブしてJR神戸線と離れて、姫路市内を高架線のまま北上する。京口は1面2線で行き違いが可能な駅で、西側には姫路城が望める景色のいい高架駅である。京口を出てしばらく高架線を走り、国道372号線を跨いで右にカーブして1面2線の野里となる。野里も高架駅で、駅の西側には姫路競馬場がある。野里を出ると国道312号線と市川と並行して進み、高架から下りて山陽自動車道と交差してしばらく田畑の中を行くと1面2線で1線スルーになっている砥堀(とほり)に着く。このあたりは国道沿いに店が集中して国道沿いは賑やかである。それだけクルマの利用が多いということだろう。砥堀を出ると市川の対岸に強力なライバルである播但道を見ながら進み2面2線の仁豊野(にぶの)となる。このあたりまで姫路市内になっている。姫路市から香寺町に入り、同町のほぼ中心部に2面3線の香呂(こうろ)がある。駅周辺には町の公共施設があり、西側には姫路日ノ本短大がある。次の溝口までが香寺町で、溝口を過ぎると福崎町に入る。左手に福崎工業団地、福崎企業団地を見て、中国自動車道と交差して、右にカーブすると2面3線の福崎である。駅は福崎町の中心部とは少し離れた町の外れにある。それでも播但線では利用者が多い方で、特急はまかぜも停車するようになり、同駅折り返しの普通電車も数多く設定されている。

福崎を出ると市川に近づき、対岸に播但道を見ながら北上する。市川町に入り2面2線の甘地となる。同駅は市川町の中心駅で町役場も近くにあるが、福崎ほど町の規模は大きくない。さらに真っ直ぐ北上して2面2線の鶴居を過ぎて、大河内町に入って1面1線の新野となる。そして市川の支流小田原川を渡って寺前となる。寺前は大河内町の中心駅で、ホーム2面3線となっており、電車は同駅までの運転で、ここから先は非電化区間となるため気動車が発着している。

寺前を出るとローカル色が濃くなっていき、さらに市川沿いに北上していく。延々と北上していき、1面2線の長谷となる。ここもまだ大河内町内にある。長谷を出ると右に左にカーブして山間を進んでいく。生野町に入り、播但連絡道路が頭の上を通り越し、右手に生野工業団地が見えて、左にカーブして町が見えてくると2面2線の生野となる。生野銀山で有名なところだが、今はちょっとした工業の町となっている。駅の目の前に播但道の生野ICがあり、クルマが便利なところを見せつけられる。生野から先は播但道、国道312号線としばらく並行して進み、朝来町に入る。この辺りからは日本海に注ぐ円山川沿いに、播但道、国道312号線と並行して走る。山間部から少し抜け出て小さな集落が見えてくると2面2線の新井である。ここは朝来町の中心駅であるが、ここも播但道が便利で、町からは少し離れているが、朝来ICがあり姫路方面へはクルマの利用が便利である。さらに円山川に沿って進み、1面1線の青倉を過ぎると左手に播但道の和田山PAを見ながら和田山町に入る。次の竹田は2面2線で左手に竹田城跡が見え、東側には和田山病院や和田山看護学校がある。播但道がオーバークロスして、その和田山ICを見ながらさらに円山川沿いに北上し、右手に和田山高校が見えて、円山川と与布上川が合流するところで国道9号線と交差して左にカーブして、右手から山陰線が近づいてくると終点の和田山である。和田山は山陰線との接続駅で、播但線から山陰線へは豊岡方がスルーする構造になっている。2面4線の構造で播但線は1番線から発着している。

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