近鉄御所線ガイド

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【近鉄御所線ガイド】

1.近鉄御所線概要

会社名 近畿日本鉄道
路線名 御所線
区間 尺土~近鉄御所
営業キロ 5.2km
駅数 4駅
平均駅間距離 1.74km
所要時分 7分
表定速度 44.6km/h
軌間 1067mm
電気方式 1500V直流
線路 単線
保安方式 ATS
最高速度 65km/h
最大編成両数 4両

近鉄御所線は近鉄南大阪線の尺土と御所を結ぶ5.2kmの路線で、道明寺線同様2両編成がワンマン運転を行っている。尺土で南大阪線と接続し、朝ラッシュ時には大阪阿部野橋まで直通する準急も運転されている。近鉄新庄、近鉄御所ではJR和歌山線大和新庄、御所が近くにあり競合関係にある。

駅番号 駅名 営業キロ 所在地
P23 尺土 0km 葛城市
P24 近鉄新庄 2.4km 葛城市
P25 忍海 3.9km 葛城市
P26 近鉄御所 5.2km 御所市

2.近鉄御所線歴史

近鉄御所線は1930年(昭和5年)12月9日に南和電気鉄道として尺土〜南和御所町(現在の近鉄御所駅)間が開業した。1944年(昭和19年)4月1日に関西急行鉄道に合併され、同社の御所線となった。南和新庄町を関急新庄に、南和御所町を関急御所駅に改称した。同年6月1日に関西急行鉄道が近畿日本鉄道となり、関急新庄を近畿日本新庄に、関急御所を近畿日本御所に改称した。
1968年(昭和43年)9月26日に自動列車停止装置 (ATS)を使用開始した。1970年(昭和45年)3月1日に近畿日本新庄を近鉄新庄に、近畿日本御所を近鉄御所に改称した。1991年(平成3年)2月15日に近鉄御所〜五條市間の免許を失効した。1999年(平成11年)3月16日に一部の普通でワンマン運転を開始した。2000年(平成12年)3月21日からフェアシステムKが稼働開始。2001年(平成13年)2月1日から各駅でスルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始した。同年10月14日から各駅でJスルーカードの取り扱い開始した。2002年(平成14年)12月1日から列車運行管理システムKOSMOSを稼働開始した。2007年(平成19年)4月1日から各駅でPiTaPa・ICOCAの取り扱い開始した。2009年(平成21年)3月1日でJスルーカードの自動改札機・のりこし精算機での取り扱いを終了した。

3.路線ガイド

尺土駅は2面4線の構造で、御所線電車は阿部野橋方に設けられた引き上げ線で折り返している。尺土を出ると右にカーブして南大阪線と分かれる。構内で単線になり、そのまま真っすぐ南下していく。国道165号線大和高田バイパスの下をくぐり暫く走ると2面2線の近鉄新庄となる。JR和歌山線の大和新庄駅は東へ約850mの距離にある。

近鉄新庄を出ると国道24号線下街道、JR和歌山線に近づき、国道と併走して1面1線の忍海となる。JRも近くを走っているが、競合する駅はない。このまま真っすぐ南下していき、終点の近鉄御所となる。近鉄御所は2面2線だが、駅舎がある東側のホームが使用され、西側のホームはほとんど使用されていない。近鉄御所駅からJR御所駅までは徒歩5分程度となっている。ここから葛城山ロープウェイに連絡するバスが発着しており、シーズン中にはハイカーで混み合う。

  

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