JR京都線・神戸線・琵琶湖線ダイヤ変遷8

8.安定期に入った2014年以降

V53快速大垣

V53

2014年(平成26年)3月15日ダイヤ改正では平日夜間に上りびわこエクスプレス1本を増発した。特急はまかぜ6号のキハ189系を間合い運用する形で、大阪~草津間に新設した。特急はまかぜの運行に合わせて閑散期は3両編成、繁忙期は6両編成で運転。

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正では、JR琵琶湖線、JR京都線で平日朝ラッシュ時下りの新快速を1本増発。大阪始発7時17分のJR神戸線新快速を野洲まで延長した。上り新快速についてもJR神戸線大阪止まりの新快速1本を野洲まで延長運転とした。大阪発6時50分、野洲着7時50分で新設した。

2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正では、データイムの新快速、快速の運転間隔を見直し、大阪発ベースで7~8分毎となるようにダイヤが見直された。これに伴い、芦屋、三ノ宮での新快速と普通の接続ができなくなり、新快速から普通に乗り継ぎ片接続となった。高槻駅外側線にホームが新設され、新快速は上下とも外側線ホームからの発着となった。ホームには六甲道で試行されていたロープ昇降式のホーム柵が設けられた。データイムの播州赤穂直通の新快速がなくなり、姫路駅で赤穂線普通と接続する形に変更された。優等列車では1往復が大阪まで乗り入れていた特急ワイドビューしなのの大阪~名古屋間が廃止となり、長年運転されていた大阪しなのが姿を消した。JR発足以来運転されていた大垣直通の快速がなくなり、在来線で米原から先JR東海に乗り入れる定期旅客列車は、サンライズ瀬戸・出雲と特急ひだのみとなった。
2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正では、新快速の12両編成化が行われた。前年に増備された225系100番台などにより、9割以上の新快速が12両編成での運転となった。なお、夕方の大阪始発の新快速は8両編成が残存した。特急サンダーバード4往復を高槻に停車とした。下り1~7号と上り42~48号を停車とした。2017年(平成29年)4月22日に大阪駅6番のりばに可動式ホーム柵が設置された。同年5月27日には同じく大阪駅7番のりばに可動式ホーム柵が設置された。

225系I5新快速大阪

225系I5新快速大阪

2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正で、駅ナンバリングが導入された。JR京都線摂津富田~茨木間にJR総持寺駅が開業した。土休日の午前中にJR琵琶湖線の新快速を増発。京都発10時台、11時台の湖西線直通の新快速を大阪止まりに変更し、草津発の新快速を増発した。山科~大阪間では毎時4本から毎時5本の運転に変更した。湖西線直通新快速は8両編成で運転。琵琶湖線新快速は12両編成で運転とした。

223系Aシート

223系Aシート

2019年(平成31年)1月26日に高槻駅2番のりばに可動式ホーム柵が設置された。同年2月16日に大阪駅5番のりばに昇降式ホーム柵が設置された。同年3月9日に大阪駅8番のりばに昇降式ホーム柵が設置された。2019年3月16日ダイヤ改正で、野洲~姫路間の新快速2往復に有料座席車Aシートを1両連結した。野洲寄りの9号車に連結された。Aシートは有料座席車だが、車内にて精算を行う方式が取られており、一律500円が徴収される。ICカードの利用も可能だが、乗車前にチケットを入手することはできない。
JR神戸線では朝夕の時間帯に通勤特急らくラクはりまを新設した。らくラクはりまは大阪~姫路間の運転で、停車駅は三ノ宮、神戸、明石、西明石、加古川。車両は特急くろしおで使用されている289系6両編成の間合い運用。高槻駅5番のりばに可動式ホーム柵が設置された。
2019年(令和元年)10月20日に三ノ宮駅3番乗り場に昇降式ホーム柵が設置された。同年11月22日に三ノ宮駅2番乗り場に昇降式ホーム柵が設置された。同年12月5日に大阪駅1番のりばに可動式ホーム柵が設置された。2020年(令和2年)3月10日に大阪駅2番のりばに可動式ホーム柵が設置された。

271系HA653

271系HA653

2020年(令和2年)3月14日ダイヤ改正。JR京都線・神戸線では大きな変動はなかった。車両編成面で関空特急はるかの9両編成化が行われたのが唯一大きな変化と言える。インバウンド増加などにより、271系3両付属編成を増備して9両編成化された。
JR宝塚線絡みで、データイムの普通が新三田行きから宝塚行きに変更された。JR神戸線、JR京都線でのダイヤ変更は特にないが、普通宝塚行きが見られるようになった。
同年11月27日高槻駅4番のりばに可動式ホーム柵が設置された。同年12月25日に神戸駅5番のりばで昇降式ホーム柵の使用を開始した。

関空特急はるか9号HA606

281系HA606関空特急はるか9号/南草津

2021年3月13日ダイヤ改正。平日朝ラッシュ時運転の通勤特急の停車駅を見直し。びわこエクスプレスとはるかの停車駅に南草津を追加。はるか9号、はるか11号は山科にも追加停車させる。はるか9号、はるか11号は野洲始発に変更し、はるか13号は京都始発に変更。
平日夕方ラッシュ時にも通勤特急の停車駅を見直し、びわこエクスプレスとはるかの停車駅に南草津を追加。はるか50号、はるか54号を山科停車とする。はるか50号、はるか54号は野洲行きに変更。

平日朝夕ラッシュ時運転の通勤特急らくラクはりまを新大阪発着に変更し、大久保に追加停車となった。

JR京都線では最終上り普通を大阪発0時31分から0時10分に繰り上げ。最終下り普通を京都発0時28分から23時58分に繰り上げ。
JR琵琶湖線では最終上り普通を京都発0時34分から0時17分に繰り上げ。
JR神戸線では最終下り普通を大阪発0時28分から0時04分に繰り上げ。最終上り普通を三ノ宮発0時35分から0時10分に繰り上げ。最終下り普通を三ノ宮発1時06分から0時42分に繰り上げ。

朝の時間帯の関空特急はるか1・2・4・15号を9両編成で運転再開。271系を充当。
下り7、17~45、49、53、57号、上り10、14~40、44、48、52、56号は当面の間運転を取り止めとした。

特急サンダーバードの一部を臨時列車化した。下り21・29・37・43号、上り10・26・30・46号は金・土・日・祝を中心に運転する臨時列車とした。

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