阪急神戸本線朝ラッシュ時ダイヤ【2006年10月28日改正】

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阪急神戸本線平日朝ラッシュ時上りダイヤは15分サイクルに特急、通勤特急、通勤急行、準急が各1本、普通が2本運転されている。特急は新開地〜梅田間の運転、通勤特急は新開地、高速神戸、神戸三宮〜梅田間の運転、通勤急行は神戸三宮〜梅田間の運転、準急は宝塚〜梅田間の運転、普通は神戸三宮、西宮北口〜梅田間の運転となっている。特急、通勤特急、通勤急行は10両編成で運転されている。神戸三宮、西宮北口で増結作業を行う。準急、普通は全て8両編成で運転されている。

8201F

特急は梅田着7時30分〜8時48分までの間に6本運転されている。全て新開地始発で運転され、梅田着7時30分、7時47分、8時48分の列車は8両編成、それ以外の梅田着8時02分、8時17分、8時33分の3本は神戸三宮で2両増結して10両編成で運転されている。上り特急で10両運転を行うのはこの3列車のみである。神戸三宮〜梅田間の所要時間は32〜33分で、昼間時より5〜6分遅い。特急の停車駅は昼間時と同じく新開地から神戸三宮までの各駅と岡本、夙川、西宮北口、十三、梅田。

7008F

通勤特急は特急を補完する役割を果たしており、特急停車駅に加えて塚口に停車する。朝ラッシュ時の主力種別で特急よりも運転本数が多い。これは塚口の利用者数が多いことが一つの理由と言える。梅田着7時39分から8時55分の間に6本が運転されている。通勤特急は10両編成での運転が多く、上記の時間帯以外の列車も10両編成で運転されており、7列車が10両編成で運転されている。神戸三宮〜梅田間の所要時間は32分で停車駅が1駅多いにも関わらず特急とほぼ同等である。7時台の2本は神戸三宮始発となっており、同駅からの着席サービスを行っている。その他の列車は新開地、高速神戸から運転されている。

9004F

通勤急行は神戸三宮〜梅田間の運転で、神戸三宮から塚口までの各駅と十三、梅田に停車する。梅田着7時44分から8時45分までの間に5本が運転。通勤急行5本中3本が西宮北口〜梅田間で10両運転を行う。1995年の震災復興ダイヤで誕生した種別で当初はピーク時間帯の2本に8200系座席収納車を西宮北口から連結していた。長らく8200系は通勤急行専用車として使用されていたが、座席収納をやめて他の列車でも使用するようになった。通勤急行は特急や準急が停まらない武庫之荘と利用者の多い塚口が輸送のメインとなっている。西宮北口で通勤特急に追い抜かれるので、西宮北口以西からの利用は着席や混雑を嫌う利用者がメインとなる。

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準急は宝塚始発で今津線経由で運転されている。西宮北口の短絡線を通過するため、西宮北口は通過となる。停車駅は宝塚から門戸厄神までの各駅と塚口、十三、梅田。梅田着7時35分から8時53分の間に6本運転されている。全て8両編成での運転。短絡線で特急が出るのを待ってから出発する。宝塚〜梅田間の所要時間は36分で本家の宝塚線通勤急行よりも5分以上速い。このため今津線沿線から十三、梅田への需要だけでなく、宝塚からの利用も多い。

普通は神戸三宮と西宮北口から運転されている。神戸三宮〜西宮北口間は通勤急行も各駅に停まるのでこれと合わせて7〜8分毎の運転となる。神戸三宮始発の普通は六甲で通勤特急に追い抜かれ、西宮北口で特急と緩急接続をする。園田ではさらに後続の通勤特急に追い抜かれ、次の通勤急行より先に梅田に到着する。西宮北口始発は園田で特急に追い抜かれ、後続の準急より先に梅田に到着する。なお、ピーク前に武庫之荘始発の普通が1本設定されており、同駅からの着席サービスを行っている。普通は全て8両編成で運転されている。

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鉄道コム

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