【北緯35度線東経135度線が交差するまさに日本のへそ】
JR加古川線日本へそ公園駅は兵庫県西脇市にある。北緯35度線と東経135度線の経緯線が交差する地点を日本の中心地点であるとして、西脇市が観光の目玉としている日本へそ公園への最寄駅となっている。電車は1日8往復の運転で、昼間時は3時間程度運転間隔が開く過疎ダイヤである。
日本へそ公園駅は1985年7月15日に臨時駅として開業した。JR発足後の1987年12月23日に通常駅となった。2004年12月19日に1500V直流電化が完成した。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両3両分ある。
駅は無人で改札はなく、自動改札機や自動券売機などの設置はない。ICカードの利用もできない。ベンチが置かれており、待合室代わりに利用できる。
駅前には岡之山美術館がある。駅前は広くなっており、車の乗り入れもできる。
岡之山美術館の東側は丘陵地になっており、その上に日本へそ公園がある。
日本へそ公園にはにしわき経緯度地球科学館などがあり、広い公園になっている。
駅の北側谷川寄りには日本のへその記念碑がある。
日本へそ公園 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 10 | 6 | 4 | 60.0% |
2007年度 | 16 | 12 | 4 | 75.0% |
対07年度比 | 62.5% | 50.0% | 100.0% |
日本へそ公園駅の2017年度1日あたりの乗車人員は10人で、うち定期利用者が6人となっている。定期比率は60.0%で、6割が定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で37.5%減、定期利用者は50.0%減、定期外利用者は横ばいとなっている。