【瀧姫神社・姫川が名前の由来となる】
JRきのくに線紀伊姫駅は和歌山県東牟婁郡串本町にある。普通のみ停車する駅である。隣の串本、古座は特急停車駅となっている。電車はほぼ2時間置きペースの運転で、3時間近く間が空く時間帯もある。紀伊姫駅は1936年12月11日に紀勢中線下里〜串本間開通とともに開業した。1940年8月8日に紀勢西線、1959年7月15日に紀勢本線の駅となった。1978年10月2日に電化された。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長の20m級車両4両分ある。
駅舎はあるが、無人化されており、自動改札機や自動券売機はなく、乗車券回収箱が設置されている。
駅舎内には待合室があり、駅ノートが置かれており、旅の記録を記すことができる。
出口は1ヶ所で、当駅は南北に線路が延びており、東側に出口がある。
西側には田畑が広がり、その向こうには山がある。東側は国道42号が走り、その向こうには太平洋が広がっている。
駅前は広く、車の乗り入れもできるが、バスやタクシーの乗り入れはない。
駅東側にある公民館の近くに串本町のコミュニティバスのバス停がある。本数は少ないが、橋杭岩や串本方面に運行されている。
海に近いこともあり、津波避難ルートが駅舎内に掲示されている。
紀伊姫 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 4 | 4 | 0 | 100.0% |
2007年度 | 11 | 10 | 1 | 90.9% |
対07年度比 | 36.4% | 40.0% | 0.0% |
紀伊姫駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4人で、うち定期利用者が4人となっており、統計上は定期外利用者がいない。旅客数が少ないきのくに線の中でも一番乗降者数が少ない駅で、紀伊有田とともに1日あたりの乗車人員は1桁となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で63.6%減、定期利用者は60.0%減、定期外利用者に関しては1人いたのが、0人となっており、定期利用者しか利用がないという数字になっている。