【準急も停車する八尾市の表玄関口】
近鉄大阪線近鉄八尾駅は大阪府八尾市にある。準急停車駅で、各方面へのバス路線も発着する八尾市の中心駅である。データイムは区間準急が毎時3本、普通が毎時5本運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には準急3本、区間準急6本、普通5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急4本、普通5本が運転されている。
近鉄八尾駅は1924年10月31日に大阪電気軌道八尾駅として開業した。1928年8月に大軌八尾に改称された。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となり、関急八尾に改称された。1944年6月1日には会社合併により近畿日本鉄道の駅となり、近畿日本八尾に改称された。1970年3月1日に近鉄八尾に改称された。1978年12月17日に高架化が完成し、従来より300mほど伊勢中川方に移設された。
駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両10両分ある。10両運転の準急、区間準急は朝の時間帯に上下とも運転がある。
ホームから中央コンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
ホームから西口へはエスカレーターが設置されている。
改札内のコンコースにはコインロッカーも設置されている。
改札は2ヶ所で中央口がメインとなっている。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
特急券、定期券の販売窓口、特急券、定期券の自動券売機もある。
西口も有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
西口には宅急便の受け取り用のロッカーPUDOステーションが設置されている。
出口は6ヶ所あり、中央口に3ヶ所、西口に3ヶ所ある。中央口の北側にロータリーがあり、各方面へ近鉄バスが発着している。
バスターミナルへはペデストリアンデッキで結ばれており、駅からバス乗り場まで直結している。
南口は店舗が建ち並んでおり、駅前の道路は狭くバスの乗り入れはない。
東側へは高架下の店舗に出られる。
西口改札も南北に出られる。北側からはペデストリアンデッキで中央口やロータリーと繋がっている。
南口は店舗が建ち並んでおり、駅周辺の道路は狭い。
西側へは高架下のペントモール3番街の店舗に繋がっている。
近鉄八尾 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 17,871 | 9,649 | 8,222 | 54.0% |
2007年度 | 16,892 | 9,700 | 7,192 | 57.4% |
対07年度比 | 105.8% | 99.5% | 114.3% |
近鉄八尾駅の2017年度1日あたりの乗車人員は17,871人で、うち定期利用者は9,649人となっている。定期比率は54.0%で、定期利用者は半分強と言ったところである。10年前の2007年度と比較すると全体で5.8%増、定期利用者は0.5%減、定期外利用者は14.3%増となっている。