【関西各駅探訪第902回】阪急宝塚本線清荒神駅

清荒神

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【台所の神さんで有名な清荒神への最寄駅】

阪急宝塚本線清荒神駅は兵庫県宝塚市にある。急行停車駅だが、宝塚本線急行は豊中以遠各駅に停まるため実質的には各駅停車のみが停車する駅と言っても過言ではない。特急や快速急行が運転されていた時代には当駅は通過していたが、正月に運転されていた臨時特急は当駅にも停車していた。清荒神清澄寺への最寄駅で、正月三が日などには参拝客で賑わうため、臨時改札や臨時切符売り場も設けられている。データイムは急行が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り梅田方面7時台に急行が4本、準急が3本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には急行が7本運転されている。清荒神駅は1910年3月10日に箕面有馬電気軌道の駅として開業した。

清荒神

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分となっている。宝塚本線では雲雀丘花屋敷以遠の各駅では宝塚以外は全てホーム有効長は8両分となっているため、10両編成での運転はない。

清荒神

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上下ホーム間は地下道で連絡している。上りホームにはネスカフェのコーヒースタンドがある。

清荒神

改札は2ヶ所あり、上下ホームそれぞれに設置されている。上りホーム側の改札が有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

清荒神

清荒神清澄寺参拝客などに対応して、臨時改札や臨時切符売り場がある。

清荒神

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下りホーム側の改札は2005年から常時使用されるようになり、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

清荒神

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出口も2ヶ所で上下改札でそれぞれ宝塚方に出られる。駅の北側は清荒神清澄寺への参道になっており、古びた商店街になっている。

清荒神

駅の南側はコープなどの店舗があり、宝塚側には文化ホールがある。駅の南側は丘陵地になっていて、下り勾配になっている。

清荒神 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 4,062 1,831 2,231 45.1%
2007年度 3,265 1,242 2,023 38.0%
対07年度比 124.4% 147.4% 110.3%  

清荒神駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4,062人で、うち定期利用者は1,831人となっている。定期比率は45.1%で、定期利用者が5割を割っている。10年前の2007年度と比較すると全体で24.4%増、定期利用者は47.4%増、定期外利用者は10.3%増となっている。

  

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