【車両搬入もできる広大な保線基地を有する】
神鉄粟生線市場駅は兵庫県小野市にある。JR加古川線にも市場駅があるが、加古川の対岸にあり、かなり離れている。神鉄、JRともに町の中心部からは離れており、駅周辺は住宅地と田畑が広がるのみとなっている。データイムは60分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時上り6時台には快速3本、急行1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台、19時台には普通が毎時4本運転されている。市場駅は1951年12月28日に電鉄市場駅として開業した。1988年4月1日に市場駅に改称された。1990年11月1日に駅構内に保守基地が開設された。
駅構内はホーム1面1線で、西側には保守車両の基地がある。ホーム有効長は18m級車両4両分ある。
保守車両の基地は車両搬入の際にも使用されている。
ホームから改札まではスロープが設けられており、バリアフリーに対応している。
改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は1ヶ所で、北側にのみ出られる。駅周辺は狭く、駅前には車の乗り入れはできない。
トイレは改札外に設置されている。
駅西側には駐輪場が整備されている。駅から駐輪場へは踏切を渡ってアクセスとなる。
市場 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 103 | 83 | 20 | 80.6% |
2007年度 | 102 | 78 | 24 | 76.5% |
対07年度比 | 101.0% | 106.4% | 83.3% |
市場駅の2017年度1日あたりの乗車人員は103人で、うち定期利用者は83人となっている。定期比率は80.6%で、定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で1.0%増、定期利用者は6.4%増、定期外利用者は16.7%減となっている。