【福知山線の有名撮影地イソクロの最寄駅】
JR福知山線黒井駅は兵庫県丹波市にある。旧春日町の玄関口で、三代将軍徳川家光の乳母である春日局生誕の地である。電車は基本的には普通のみが停車し、朝夜には特急こうのとりの一部が停車する。昼間時は篠山口〜福知山間の普通が毎時1本の運転。朝夕の時間帯には大阪直通の丹波路快速も運転され、特急こうのとりの一部が停車する。黒井駅は1899年7月15日に阪鶴鉄道の駅として開業した。1907年8月1日に国有化された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両7両分以上ある。普通は大半が2両編成で、丹波路快速は4両もしくは6両編成で運転され、特急こうのとりが最大7両編成で運転される。
上下ホーム間には陸橋があるが、エレベーターの設置はないため、バリアフリーには対応していない。
改札は1ヶ所で、7時から16時30分までは有人となっている。自動改札機や自動精算機の設置はなく、ICカードの利用はできない。みどりの窓口やみどりの券売機はない。
出口も1ヶ所で、駅北側にのみ出られる。
駅前にはロータリーがある。神姫グリーンバスの路線バスが乗り入れている。
黒井 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 486 | 378 | 108 | 77.8% |
2006年度 | 604 | 474 | 130 | 78.5% |
対06年度比 | 80.5% | 79.7% | 83.1% |
黒井駅の2016年度1日あたりの乗車人員は486人で、うち定期利用者は378人となっている。定期比率は77.8%で、8割近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で19.5%減、定期利用者は20.3%減、定期外利用者は16.9%減となっており、大幅に減少している。