【特急も停車する旧日高町の中心駅】
JR山陰本線江原駅は兵庫県豊岡市にある。特急停車駅で、旧日高町の中心駅となっている。京阪神地区からスキー客が多く訪れる神鍋高原や出石町への玄関口になっている。駅東口には西洋風建築の街並みが広がっており、町を上げて高原都市の雰囲気を作り上げている。電車は特急が毎時1本、普通が毎時1本に運転されている。江原駅は1909年7月10日に官設鉄道の八鹿〜豊岡間の延伸とともに開業した。同年10月12日に路線名制定により、播但線の駅となった。1912年3月1日に山陰本線に編入された。1929年7月21日に出石鉄道が開業した。1944年5月1日出石鉄道が営業を休止した。JR発足後、1992年11月にみどりの窓口が設置され、1997年2月27日に駅舎が改築され、橋上駅舎となった。
駅構内はホーム1面2線の行き違い駅で、特急停車駅のためホーム有効長は20m級車両7両分ある。
ホームから改札階へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。自動券売機は設置されているが、自動改札機の設置はなく、ICカードは利用できない。
みどりの窓口が設置されており、特急券や長距離切符を購入できる。駅改札付近にはコインロッカーも設置されている。
出口は2ヶ所あり、東西に出ることができる。東口がメインで、ロータリーがある。
ロータリーからは全但バスの路線バスが発着している。
東口駅周辺の街並みは洋風建築の建物が多く、ヨーロッパ風の街並みを造っている。
西口にもロータリーがあり、豊岡市営バスなどが発着している。
西口にあるトイレ外側の壁面には神鍋高原が描かれている。
江原 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 608 | 410 | 198 | 67.4% |
2006年度 | 620 | 388 | 232 | 62.6% |
対06年度比 | 98.1% | 105.7% | 85.3% |
江原駅の2016年度1日あたりの乗車人員は608人で、うち定期利用者は410人となっている。定期比率は67.4%で、7割弱が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で1.9%減、定期利用者は5.7%増、定期外利用者は14.7%減となっている。