【特急も停車する花吉野ガーデンヒルズへの最寄駅】
近鉄吉野線福神駅は奈良県吉野郡大淀町にある。吉野線の山間部にある駅だが、丘陵地を切り開いて宅地開発されており、花吉野ガーデンヒルズへの最寄駅として、特急も停車する。花吉野ガーデンヒルズ前の副駅名も付けられている。昼間時は特急と急行が毎時2本ずつ運転されており、特急は平日昼間は毎時1本の運転となる。平日朝ラッシュ時上りは7時台に特急2本、急行3本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは19時台に特急2本、急行2本、普通1本が運転されている。
福神駅は1924年5月11日に吉野鉄道の駅として開業した。1929年8月1日に大阪電気軌道の駅となり、1941年3月15日には関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1999年3月16日ダイヤ変更で、特急停車駅となり、橋上駅舎が完成した。
駅構内は行き違い可能な対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両4両分となっている。
ホームから改札階へはエレベーターが設置されている。
改札は有人で、ICカードリーダーが設置されている。自動券売機は設置されており、特急券は窓口で購入できる。定期券の販売は行われていない。
出口は2ヶ所で、丘陵地に駅があるため、南口は駅舎とほぼ同じレベルにある。
南口がメインで、ロータリーが整備され、バスやタクシーが発着している。
ロータリーからは大淀町よどりバスや五條市コミュニティバスの路線が発着している。
北口は丘陵地の下にあるため、長い階段を下りることになる。こちら側は道路が1本走っているだけで、ロータリーなどはなく、小さな集落が点在するのみとなっている。
福神 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,374 | 1,109 | 264 | 80.8% |
2006年度 | 729 | 553 | 177 | 75.8% |
対06年度比 | 188.3% | 200.7% | 149.6% |
福神駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,374人で、うち定期利用者は1,109人となっている。定期比率は80.8%で、定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で88.3%増、定期利用者は100.7%、定期外利用者は49.6%増となっており、定期利用者は倍増している。