【関西各駅探訪第858回】京阪本線鳥羽街道駅

鳥羽街道

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【鳥羽は鳥羽でも三重の鳥羽ではおまへん!】

京阪本線鳥羽街道駅は京都市東山区にある。萱島以遠各駅に停まる準急と普通が停車する駅で、近くをJR奈良線が走っているが、連絡する駅はない。鳥羽街道は駅から西へ2.6㎞程離れており、鳥羽街道に近いわけではなく、鳥羽街道に繋がる玄関口という意味合いで駅名が付けられている。

鳥羽街道

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電車はデータイムは準急のみの運転で、毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時下り淀屋橋方面行きは7時台に準急2本、通勤準急1本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り出町柳方面へは19時台に準急5本、普通1本が運転されている。鳥羽街道駅は1910年4月15日に京阪本線開通とともに開業した。1943年10月1日に京阪神急行に合併され同社の駅となった。戦後1945年9月15日に営業休止され、翌1946年5月11日に営業を再開した。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1968年7月21日に上下ホーム間に地下道が設置され、構内踏切が廃止された。

鳥羽街道

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両7両分ある。当駅を含めた東福寺、墨染、伏見桃山の4駅が7両編成までしか停まれないため、本線通しで運転される準急や普通は全て7両編成で運転されている。

鳥羽街道

改札は1ヶ所で、有人改札になっている。上り出町柳方面行きホームの淀屋橋方にあり、下りホームには地下道を通ってアクセスする。

鳥羽街道

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ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

鳥羽街道

出口も1ヶ所で南側にのみ出られる。

鳥羽街道

駅の目の前を十条通に繋がる道路が走っている。近年西側に第二京阪道路の鴨川東ICができたため、さらに交通量が増えている。

鳥羽街道

交通量は多いが、道路は狭いので、駅を利用する歩行者は車の通行に注意する必要がある。また、京阪本線の踏切の東側には、JR奈良線の踏切もあるため、歩行者はもちろん車の通行も十分注意が必要なところだ。

鳥羽街道 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 1,600 545 1,055 34.1%
2007年度 1,584 775 808 49.0%
対07年度比 101.0% 70.3% 130.5%  

鳥羽街道駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,600人で、うち定期利用者は545人となっている。定期比率は34.1%で、定期利用者は少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で1.0%増、定期利用者は29.7%減、定期外利用者は30.5%増となっており、定期利用者が減って定期外利用者が増えている。京阪本線全体で見ると当駅の乗車人員は、最下位で、ブービーの橋本駅よりも1,000人ほど少ない。

  

鉄道コム

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