【関西各駅探訪第1534回】三岐鉄道三岐線西野尻駅

西野尻

三岐鉄道三岐線西野尻駅は三重県いなべ市にある。終点の西藤原の一つ手前にある駅で三岐線で唯一の無人駅となっている。西野尻駅は三岐鉄道東藤原〜西藤原間が延伸された1931年(昭和6年)12月23日に開業した。

西野尻

駅構内は地上ホーム1面1線でホーム有効長は3両分ある。

西野尻

三岐鉄道線としては珍しい無人駅で、車内精算となる。

西野尻

駅にはトイレはなく、駅周辺で食料や飲料を入手することはできない。

西野尻

出口は1ヶ所で、自然的なスロープもある。

西野尻

駅前はだだっ広いだけで、ロータリーなどはない。

西野尻

駅前には駐輪場といなべ市福祉バスI BUSのバス停がある。

西野尻

駅周辺は民家も疎らで山間の小駅の様相である。

西野尻駅の2018年度1日あたりの乗車人員は19人で、うち定期利用者は17人となっている。定期比率は89.9％で、9割近くが定期利用者となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で44.9％減、定期利用者は48.3％減、定期外利用者は34.7％増となっている。