関西各駅探訪第163回~近鉄京都線新田辺駅~

【一休さんが出迎えてくれる京田辺市の中心駅】

新田辺

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近鉄京都線新田辺駅は、京都府京田辺市にある。京田辺市の中心駅で、JR京田辺駅は西へ500mほど離れたところにあり、ライバル関係にある。もっともJR学研都市線が大阪方面へ向かうのに対し、近鉄京都線は京都へ向かうため、直接的な競合関係はないに等しい。近鉄京都線の運転上の拠点になっており、地下鉄烏丸線直通の普通は、当駅で折り返す。特急の停車はないが、急行以下の電車が停車する。新田辺駅は1928年(昭和3年)11月3日に奈良電気鉄道の桃山御陵前〜西大寺(現在の大和西大寺)間開通時に開業した。1963年(昭和38年)10月1日 に会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となった。1988年(昭和63年)10月9日に橋上駅舎となり、バスターミナルも整備された。2007年(平成19年)4月1日からICカードPiTaPaの利用が可能になった。

新田辺

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新田辺駅の構内は2面4線で、大和西大寺方の下り線東側に引き上げ線がある。また、京都方には新田辺車庫がある。

新田辺

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駅舎は橋上駅舎で、改札は1ヶ所のみとなっている。改札は有人で、特急は停車しないが、特急券の販売も行われている。

新田辺

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出口は2ヶ所有り、西口がメインとなっている。西口にはバスターミナルがあり、京阪バス、奈良交通、京都京阪バスが乗り入れている。松井山手、八幡市、樟葉方面へ路線があり、周辺のバス路線が集結している。

新田辺

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西口から商店街を抜けて、幹線道路を渡るとJR京田辺駅がある。

新田辺

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西口のバスターミナルには一休和尚の像が立てられている。

新田辺

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東口は住宅街への入口と言った感じで、バスターミナルなどはなく、西口と比べると店舗の数も格段に少ない。


新田辺駅の2015年度の1日あたりの乗車人員は13,249人で、うち定期利用者は8,055人となっている。10年前の2005年度は13,863人だったので、5%弱減少している。定期利用も、定期外利用もほぼ5%弱の減で、各駅の利用者が減少する傾向の中、ほぼ横ばいで推移している。

  

鉄道コム

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