【荘園に由来する歴史ある駅名】
JR阪和線和泉鳥取駅は大阪府阪南市にある。普通のみが停車する駅で、近年は日根野以南各駅に停車する紀州路快速も停車する。昼間時は紀州路快速のみの運転で、毎時4本が運転。平日朝ラッシュ時上りは、7時台に普通4本が運転。8時台は本数が少なく普通が2本の運転となっている。昼間時には紀州路快速が停車するが、朝ラッシュ時は普通のみの停車となるため、便利ではない。平日夕方ラッシュ時下りは、18時台、19時台ともに紀州路快速が毎時4本運転されている。
和泉鳥取駅は1963年4月1日に和泉砂川〜山中台間に新設された。JR発足後の1992年11月1日にみどりの窓口が設置された。2017年3月25日には東口が開設された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、線路は構内でカーブしている。ホームは盛り土の上にある。
ホーム有効長は20m級車両6両分で、6両編成の区間快速や普通の停車に対応している。当駅に停車する紀州路快速は、全て4両編成で運転されている。
改札は2ヶ所で、かつては上下ホーム間を結ぶ連絡通路があったが、東口ができて廃止された。
ホームから改札がある地上へはエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。エレベーターが設置されたのは東口設置からで、その後西口にも設置された。
東口は2017年に開設された新しい改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
東口駅前は、コインパーキングがあるだけで、住宅地に続く小さな道があるだけである。
西口は以前からある改札で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。みどりの窓口も設置されている。
西口にはロータリーがあり、南海ウイングバス南部と阪南市コミュニティバスが乗り入れている。
西口には駐輪場と駐車場が整備されている。
和泉鳥取 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 2,232 | 1,828 | 404 | 81.9% |
2007年度 | 2,325 | 1,930 | 395 | 83.0% |
対07年度比 | 96.0% | 94.7% | 102.3% |
和泉鳥取駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,232人で、うち定期利用者は1,828人となっている。定期比率は81.9%で、定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.0%減、定期利用者は5.3%減、定期外利用者は実に2.3%増となっている。阪和線では山中渓、紀伊中ノ島、浅香に次いで乗車人員が少ない。