【由良川に沿った山里の風景が広がる長閑な駅】
JR山陰本線山家駅は京都府綾部市にある。綾部の市街地からは離れた山里にあり、隣の綾部とは7.2㎞離れている。普通のみが停車する駅で、特急、快速は通過する。電車は終日ベースでほぼ毎時1本の運転となっている。山家駅は1910年8月25日に国鉄京都線園部~綾部間の延伸とともに開業した。1912年3月1日に路線名が変更されて京都線は山陰本線に編入された。1971年8月26日に貨物取り扱いを廃止した。1971年12月1日に無人化された。1996年3月16日に園部~綾部間の電化開業に合わせて駅構内が1線スルー化された。2012年3月17日ダイヤ改正で一部普通が快速化されて通過となった。
駅構内は地上ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。
1番のりばが本線となる1線スルー配線で、特急列車は1番のりばを通過する。
ホームから改札へは陸橋が設置されている。エレベータの設置はなくバリアフリーには対応していない。
改札は1ヵ所で無人化されている。簡易式自動券売機が設置されているが、自動改札機の設置はなく、ICカードも利用できない。
出口は1ヵ所で、駅北側に出られる。駅周辺は集落があるほか、田畑が広がっており、北側には由良川が流れている。
由良川の対岸には国道27号線が走っており、ロードサイドには大きな集落がある。
山家 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 33 | 27 | 5 | 83.3% |
2006年度 | 38 | 27 | 11 | 71.4% |
対06年度比 | 85.5% | 99.7% | 49.9% |
山家駅の2016年度1日あたりの乗車人員は33人で、うち定期利用者は27人となっている。定期比率は83.3%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2006年度と比較すると14.5%減、定期利用者は0.3%減、定期外利用者は50.1%減となっている。