【古くは万葉集にも詠われたアサリ、ハマグリの名産地】
南海本線粉浜駅は大阪市住吉区にある。普通のみが停車する駅で、大阪市内の高架複々線区間にある。駅の東側には阪堺線が並行して走っていて、近くに東粉浜電停がある。粉浜駅は1917年4月21日に南海鉄道の駅として開業した。1977年4月10日に外側線が高架化され、1980年6月15日に高架化が完了した。電車は昼間時普通が毎時4本運転されている。平日朝ラッシュ時上りは7時台、8時台ともに6本ずつが運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは17時台・18時台・19時台に毎時6本が運転されている。
駅構内は高架ホーム2面4線で、岸里玉出からの複々線区間に駅があり、東側から下り緩行線、下り急行線、上り緩行線、上り急行線の並びになっている。
急行線側にもホームはあるが、柵を設けており、乗り降りはできない。
ホーム有効長は21m級車両6両部あり、ホームはそれ以上の長さが確保されているが、和歌山市側は柵で仕切られており、立ち入りできないようになっている。
ホームから改札がある2階部へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
出口は2ヶ所あり、西側には商店街がある。
東側も商業店舗や住宅が建ち並んでおり、駅周辺の道路は狭く、バスやタクシーの乗り入れはない。
粉浜 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 2,114 | 1,062 | 1,052 | 50.2% |
2006年度 | 2,314 | 1,045 | 1,269 | 45.2% |
対06年度比 | 91.4% | 101.6% | 82.9% |
粉浜駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,114人で、うち定期利用者は1,062人となっている。定期比率は50.2%で、半数強が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体が8.6%減、定期利用者は1.6%増、定期外利用者は17.1%減となっている。