【JR大和路線が近くを走る柏原市役所への最寄駅】
近鉄大阪線安堂駅は大阪府柏原市にある。区間準急以下が停車する駅で、準急は通過する。駅近くに柏原市役所がある。電車はデータイムに区間準急3本、普通1本が運転されている。完全なパターンダイヤにはなっておらず20分開く時間帯もある。平日朝ラッシュ時上り7時台には区間準急5本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台に普通が4本運転されている。
安堂駅は1927年(昭和2年)7月1日に大阪電気軌道八木線(現在の大阪線)の恩智~高田(現在の大和高田)間開通と同時に開業した。1941年(昭和16年)3月15日に参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に会社合併により、近畿日本鉄道の駅となった。1999年(平成11年)12月16日に橋上駅舎の使用を開始した。2007年(平成19年)4月1日にICカード「PiTaPa」の利用が可能となった。2012年(平成24年)3月20日に新設された区間準急の停車駅となった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
ホームから橋上駅舎へはエレベータが設置されている。
改札は有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は4ヶ所で南北に1ヶ所ずつある。
南口の東側には小さなロータリーがある。
西側にはJR大和路線が走っているが、駅は設置されておらず連絡機能はない。
北側は西側を川が流れているため陸橋になっており、北側で旧170号線高野街道に繋がっている。
安堂 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 1,197 | 782 | 415 | 65.3% |
2008年度 | 1,330 | 787 | 543 | 59.2% |
対08年度比 | 90.0% | 99.4% | 76.4% |
安堂駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,197人で、うち定期利用者は782人となっている。定期比率は65.3%で、定期利用者は6割強となっている。近鉄大阪線の大阪府内の各駅の中では一番利用者が少ない。10年前の2008年度と比較すると全体で10.0%減、定期利用者は0.6%減、定期外利用者は23.6%減となっている。