【鉄っちゃん垂涎の近畿車輛は当駅の目の前】
JR学研都市線徳庵駅は大阪府東大阪市にある。普通のみが停車する駅で、駅の北側には近畿車輛があり、当駅と近畿車輛は側線が繋がっており、甲種輸送にて出場する車両は当駅を通って回送される。駅の立地は東大阪市になるが、西側は大阪市鶴見区になっており、大阪市と東大阪市の境界付近に駅がある。電車は昼間時は15分毎毎時4本の運転。平日朝ラッシュ時下り京橋方面は7時台、8時台ともに普通が8本運転。平日夕方ラッシュ時上り木津方面へは、18時台、19時台ともに毎時8本の運転となっている。徳庵駅は1895年8月22日に浪速鉄道の駅として開業した。1897年2月9日に浪速鉄道は関西鉄道に譲渡され、同社の駅となった。1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日に桜ノ宮線の駅となり、1913年11月15日に片町線に編入された。1981年には橋上駅舎が完成した。
駅構内はホーム2面3線で、下り京橋方面行きホームが島式ホーム、上り木津方面行きホームが単面式ホームになっている。
上りホームが1番線、下りホームが2・3番線となっており、3番線は通常使用されていない。3番線は近畿車輛から出場する甲種輸送の列車が発着するだけである。
駅舎は橋上化されており、ホームから改札がある2階へはエレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
かつてはみどりの窓口が設置されていたが、現在は緑みどりの券売機プラスが設置され、みどりの窓口はなくなった。
出口は2ヶ所で東西に出られる。西口、東口ともに駅前は狭く、商店などが建ち並んでいる。
西口を出ると大阪市鶴見区になる。駅周辺には商店街があり、駅周辺の道路は非常に狭く、クルマの乗り入れは難しい。
東口は東大阪市内でこちら側にも商店街があるが、西口よりは住宅街が広がっているといった感じである。
駅から少し南に外れたところにロータリーがあり、近鉄バスの路線バスが乗り入れている。
徳庵 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 10,465 | 7,787 | 2,678 | 74.4% |
2006年度 | 10,772 | 7,862 | 2,910 | 73.0% |
対06年度比 | 97.2% | 99.0% | 92.0% |
徳庵駅の2016年度1日あたりの乗車人員は10,465人で、うち定期利用者は7,787人となっている。定期比率は74.4%で、定期利用者が7割以上を占めている。学研都市線内では24駅中9位の乗車人員を誇っており、快速停車駅の星田や松井山手などよりも利用者は多い。10年前の2006年度と比較すると全体で2.8%減、定期利用者は1.0%減、定期外利用者は8.0%減となっており、微減傾向にある。