【古代豪族の名を地名に持つ】
近鉄生駒線平群駅は奈良県生駒郡平群町にある。生駒線の単線区間にある行き違い駅で、平群町の中心駅になっている。電車はデータイムに毎時3本の運転で、平日朝ラッシュ時生駒方面行き7時台には5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時王寺方面行き18時台には4本が運転されている。
平群駅は1926年(大正15年)10月21日に信貴生駒電鉄の山下(現在の信貴山下)〜元山上口間延伸とともに開業した。1964年(昭和39年)10月1日に近畿日本鉄道が信貴生駒電鉄を合併し、近鉄生駒線の駅となった。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は地上ホーム2面2線でホーム有効長は21m級車両4両分ある。
上下ホーム間には構内踏切が設置されている。
改札は上り生駒方面行きホーム側にある。
上りホーム側にトイレがあったが使用停止になっている。
上りホームには待合室も設置されている。
有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置され、遠隔操作用のインターホンも設置されている。
出口は1ヶ所で駅西側に出られる。
駅前には駐輪場が整備されている。
北側にはロータリーがあり、路線バスが発着している。
ロータリーにはトイレが設置されており、改札外ではトイレを使用できる。
平群 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,729 | 1,102 | 627 | 63.8% |
2007年度 | 2,167 | 1,523 | 644 | 70.3% |
対07年度比 | 79.8% | 72.4% | 97.3% |
平群駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,729人で、うち定期利用者は1,102人となっている。定期比率は63.8%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で20.2%減、定期利用者は17.6%減、定期外利用者は2.7%減となっており定期利用者の減少が大きい。