関西各駅探訪第182回~大阪市交長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅~

【OBPにも近いが意外に大阪城公園にも近い穴場駅】

大阪ビジネスパーク

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大阪市交長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅は、大阪市中央区にある。駅表記にはないが、車内放送では、大阪城ホール前と案内される。駅付近で大川を2回くぐるため、駅の深度はかなり深く、大阪市交では一番深いところにある駅である。

大阪ビジネスパーク駅は1996年(平成8年)12月11日に長堀鶴見緑地線心斎橋〜京橋間延伸とともに開業した。2006年(平成18年)2月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。2010年(平成22年)12月11日からホームドアの使用を開始した。2018年(平成30年)4月1日に大阪市交通局の民営化に伴い、Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)の駅となった。

 大阪ビジネスパーク駅はホーム1面2線で、長堀鶴見緑地線各駅と同様に上部開放型のホームドアが設置されている。

大阪ビジネスパーク

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2号出口はクリスタルタワー付近にあり、ここの出口を出て大川を渡り、片町の交差点に突き当たると近くにJR東西線の大阪城北詰駅がある。

大阪ビジネスパーク

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3号出口もクリスタルタワーの近くにある。ここは大阪城の北外濠にも近く、大川を渡って大阪城ホールの裏手から入るルートもある。

大阪ビジネスパーク

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IMPホールにも直結している大阪ビジネスパーク駅。

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1号出口は対面に大阪城ホールを望むが、大川に阻まれて大阪城ホールへは玉造筋まで遠回りしなければならない。JR大阪城公園駅へはここから徒歩10分ほどかかる。

大阪ビジネスパーク

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改札は1ヶ所のみで、ICカード対応の自動改札機が並ぶ有人改札となっている。

大阪ビジネスパーク駅の2015年度1日あたりの乗車人員は6,502人で、うち定期利用者が1,077人となっている。定期比率は16.6%で、定期比率は非常に低い。定期よりもお得なPITAPAマイスタイルなどへの転移が多いものと思われる。その反面、定期外利用者の伸びは顕著で、2002年度と比べると乗車が61.1%の増加、降車が102.2%の増加と降車は倍増となっている。大阪ビジネスパークへの通勤利用よりも、大阪城ホールなどへの定期外利用者の伸びが大きいものと思われる。

  

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