【関西各駅探訪第1432回】阪神なんば線伝法駅

伝法

伝法

【なんば線は、前は西大阪線、その前は伝法線だった】

阪神なんば線伝法駅は大阪市此花区にある。各駅に停まる準急以下が停車する駅で、快速急行は全て通過する。電車はデータイムに区間準急と普通がそれぞれ毎時3本の運転で、毎時6本が停車する。平日朝ラッシュ時上り大阪難波方面行き8時台には普通が5本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り尼崎方面行き18時台には普通が6本運転されている。

伝法~福

伝法~福

伝法駅は1924年1月20日に阪神伝法線大物〜当駅間開通と同時に開業した。同年8月1日に当駅から千鳥橋まで延伸され途中駅となった。1964年5月20日に伝法線が西大阪線に改称された。2009年3月20日に西大阪線が阪神なんば線に改称された。阪神なんば線開業当初は一部の快速急行が停車していたが、2012年3月20日ダイヤ改正で快速急行は全て通過となった。

伝法

伝法

駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

伝法

伝法

尼崎方で新淀川を渡るため、ホームは築堤上にあり、改札は地上にある。現在新淀川橋梁の架け替え工事が進行中で、それに併せて当駅も高架化される予定になっている。

伝法

伝法

上下ホーム間は連絡の地下道で結ばれており、エレベータも設置されている。

伝法

伝法

改札は1ヶ所で下り尼崎方面行きホーム側の地上に設置されている。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

伝法

伝法

出口は1ヶ所で駅南側に出られる。駅周辺の道路は非常に狭く、北側には小学校があり、南側は民家が建ち並んでいる。

伝法 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 4,266 2,530 1,736 59.3%
2008年度 3,015 1,883 1,132 62.5%
対08年度比 141.5% 134.4% 153.4%  

伝法駅の2018年度1日あたりの乗車人員は4,266人で、うち定期利用者は2,530人となっている。定期比率は59.3%で、6割近くが定期利用者になっている。阪神なんば線各駅の中では桜川に次いで乗車人員が少ない。10年前の2008年度と比較すると全体で41.5%増、定期利用者が34.4%増、定期外利用者は53.4%増となっており、2009年の阪神なんば線開業効果もあって利用者が増加している。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ  にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました