【関西各駅探訪第1385回】南海本線羽衣駅

羽衣

【本線で唯一JR阪和線と接点がある駅】

南海本線羽衣駅は大阪府高石市にある。急行停車駅で、高師浜線を分岐し、JR阪和支線東羽衣駅とも連絡している。2018年現在高架工事中で、下り線が高架線に切り替わり、上り線と高師浜線の高架化が工事中である。1912年3月1日に南海鉄道の浜寺公園〜葛葉(現高石)の間に新設された。1918年10月2日には高師浜線が開業した。近畿日本鉄道を経て、1947年6月1日に南海電気鉄道の駅となった。2007年から高架化工事が始まり、2016年5月14日に下り線が高架化された。

羽衣

ホーム2面3線で、南海本線が2面2線、高師浜線が1面1線を使用する。現在南海本線下りホーム1面1線が高架化されている。

羽衣

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南海本線上りホームと高師浜線ホームは共用されているが、高師浜線ホームは南海本線ホームの南側にあるため、乗り換えるには後ろ寄りの車両に乗った方が良い。

羽衣

改札は従来は1ヶ所で、橋上駅舎内にあった。現在も改札は、下り高架ホームから橋上駅舎に連絡通路を設けて使用している。

羽衣

ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されており、有人改札になっている。

羽衣

出口は2ヶ所で、高架化工事などで東口はかなり狭くなっている。バス路線の乗り入れはなく、タクシーが常駐しているのみである。

羽衣

西口もあまり広くはなく、タクシー乗り場と駐輪場がある。

羽衣 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 9,456 5,331 4,125 56.4%
2008年度 8,637 5,291 3,346 61.3%
対08年度比 109.5% 100.8% 123.3%  

羽衣駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,456人で、うち定期利用者は5,331人となっている。定期比率は56.4%で、定期利用者が6割以下となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で9.5%増、定期利用者は0.8%増、定期外利用者は23.3%増となっており、定期外利用者が増加している。

  

鉄道コム

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