【本線で唯一JR阪和線と接点がある駅】
南海本線羽衣駅は大阪府高石市にある。急行停車駅で、高師浜線を分岐し、JR阪和支線東羽衣駅とも連絡している。2018年現在高架工事中で、下り線が高架線に切り替わり、上り線と高師浜線の高架化が工事中である。1912年3月1日に南海鉄道の浜寺公園〜葛葉(現高石)の間に新設された。1918年10月2日には高師浜線が開業した。近畿日本鉄道を経て、1947年6月1日に南海電気鉄道の駅となった。2007年から高架化工事が始まり、2016年5月14日に下り線が高架化された。
ホーム2面3線で、南海本線が2面2線、高師浜線が1面1線を使用する。現在南海本線下りホーム1面1線が高架化されている。
南海本線上りホームと高師浜線ホームは共用されているが、高師浜線ホームは南海本線ホームの南側にあるため、乗り換えるには後ろ寄りの車両に乗った方が良い。
改札は従来は1ヶ所で、橋上駅舎内にあった。現在も改札は、下り高架ホームから橋上駅舎に連絡通路を設けて使用している。
ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されており、有人改札になっている。
出口は2ヶ所で、高架化工事などで東口はかなり狭くなっている。バス路線の乗り入れはなく、タクシーが常駐しているのみである。
西口もあまり広くはなく、タクシー乗り場と駐輪場がある。
羽衣 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 9,456 | 5,331 | 4,125 | 56.4% |
2008年度 | 8,637 | 5,291 | 3,346 | 61.3% |
対08年度比 | 109.5% | 100.8% | 123.3% |
羽衣駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,456人で、うち定期利用者は5,331人となっている。定期比率は56.4%で、定期利用者が6割以下となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で9.5%増、定期利用者は0.8%増、定期外利用者は23.3%増となっており、定期外利用者が増加している。