【駅西側には閑静な住宅地が広がる】
南海本線松ノ浜駅は大阪府泉大津市にある。泉大津の一つ手前の駅で、準急以下の列車が停車する。難波方面へは堺まで緩急接続がないのであまり便利とは言えない。電車はデータイムに普通が毎時4本の運転で、平日朝ラッシュ時上り難波方面行き7時台に準急1本、普通7本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が7本運転されている。
松ノ浜駅は1914年12月10日に南海鉄道葛葉(現在の高石)~大津(現在の泉大津)間に助松駅として新設された。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。1960年12月15日に松ノ浜に改称された。2008年6月7日に上り線高架化が完成。2012年8月4日に下り線高架化が完成した。2013年4月1日に無人化された。
駅構内は高架ホーム2面2線でホーム有効長は21m級車両6両分ある。
ホームから改札がある地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。駅周辺の道路は狭く、駐輪場が整備されているだけで路線バスなどの乗り入れはない。
松ノ浜 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 2,061 | 1,268 | 793 | 61.5% |
2008年度 | 1,993 | 1,111 | 882 | 55.7% |
対08年度比 | 103.4% | 114.1% | 89.9% |
松ノ浜駅の2018年度1日あたりの乗車人員は2,061人で、うち定期利用者は1,268人となっている。定期比率は61.5%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.4%増、定期利用者は14.1%増、定期外利用者は10.1%減となっており、定期利用者が増加しているが、定期外利用者が減少しているため、全体では微増となっている。