【関西各駅探訪第1344回】南海本線石津川駅

石津川

石津川

【堺臨海工業地帯への玄関口】

南海本線石津川駅は大阪府堺市にある。堺臨海工業地帯への玄関口で、当駅から工業地帯への路線バスが発着している。堺以遠各駅に停車する準急以下が停車する。電車はデータイムに普通が毎時4本の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台に準急2本、普通6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が7本運転されている。普通は堺で優等列車と緩急接続しており、大阪方面へは堺で優等列車へ乗り換えとなる。石津川駅は1919年6月1日に南海鉄道湊~諏訪ノ森間に新設された。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1947年6月1日に路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。1983年7月3日に上り線高架化が完成。1985年5月7日に下り線の高架化が完成した。

石津川

石津川

駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。ホームは6両以上の長さがあり、6両以上は柵で仕切られており、立ち入りできない。

石津川

石津川

ホームから改札がある地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。

石津川

石津川

改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

石津川

石津川

出口は2ヵ所で駅の東西に出られる。西口がメインとなっている。

石津川

石津川

西口にはロータリーがあり、南海バスの路線バスが乗り入れ、タクシーも常駐している。

石津川

石津川

東口は駅ビルに隣接しており、駅周辺の道路は狭いため、バスの乗り入れはない。

石津川

石津川

臨海地区へのビジネス利用も多いため、駅前にはビジネスホテルもある。

石津川 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 6,972 4,690 2,282 67.3%
2008年度 7,223 4,766 2,457 66.0%
対08年度比 96.5% 98.4% 92.9%  

石津川駅の2018年度1日あたりの乗車人員は6,972人で、うち定期利用者は4,690人となっている。定期比率は67.3%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.5%減、定期利用者は1.6%減、定期外利用者は7.1%減となっており、定期外利用者の落ち込みがやや大きい。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ  にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました