【千里ニュータウン中枢の駅の一つ】
阪急千里線南千里駅は大阪府吹田市にある。千里ニュータウン津雲台団地への入居開始に先立ち開業した駅で、千里ニュータウンへの中心駅の一つとなっている。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時淡路方面行き7時台には10本が運転されている。平日夕方ラッシュ時北千里方面行き18時台には普通が10本運転されている。
南千里駅は1963年8月28日に阪急千里山線千里山から当駅までの延伸とともに開業した。1967年3月1日に当駅から北千里までの延伸が開業して中間駅となり、路線名も千里山線から千里線に改称された。
駅構内はホーム2面2線の高架駅で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
ホームは2面4線に拡張を想定した島式ホームになっており、かつてはここから千里中央方面を経て箕面線桜井へ向かう路線が構想されていた。
昔ながらの行灯式の行先表示が残る。
ホームから改札がある2階コンコースへはエレベータが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
高架下には阪急そば(現在は若菜そば)などの店舗も入っている。
出口は2ヶ所でペデストリアンデッキと人口地盤で、北側のロータリーに繋がっている。
駅周辺にはショッピングビルが建ち並んでおり、北側にはトナリエ南千里のショッピングモールもある。
南千里 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 9,892 | 4,564 | 5,328 | 46.1% |
2008年度 | 9,698 | 4,037 | 5,661 | 41.6% |
対08年度比 | 102.0% | 113.1% | 94.1% |
南千里駅の2018年度1日あたりの乗車人員は9,892人で、うち定期利用者は4,564人となっている。定期比率は46.1%で、定期利用者は5割を切っている。10年前の2008年度と比較すると全体で2.0%増、定期利用者は13.1%増、定期外利用者は5.9%減となっており、定期利用者は増加しているが、定期外利用者は減少している。