【大阪市の水の要衝柴島浄水場】
阪急千里線柴島駅は大阪市東淀川区にある。普通のみが停車する駅で、平日朝夕と土休日に運転される堺筋準急は通過する。淡路駅付近高架化と連動して当駅も高架化される予定だが、工事は延々遅々として進んでいない。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎の運転で、うち3本は京都線直通の高槻市行きとなっている。平日朝ラッシュ時天神橋筋六丁目方面行き7時台には12本が運転されている。平日夕方ラッシュ時北千里方面行き18時台には9本が運転されている。柴島駅は1925年10月15日に新京阪鉄道天神橋(現在の天神橋筋六丁目)から淡路までの開通とともに開業した。1930年9月15日に会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に新京阪線が京都本線となり、当駅もその所属となった。1959年2月18日に天神橋から淡路までが千里山線に編入された。1967年3月1日に千里山線が千里線に改称された。現在工事中の高架駅化は2024年度末の切替を予定している。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
上下ホーム間には陸橋が設置されている。陸橋にはエレベーターはなく、上下ホームにスロープが設置された専用の出入口がある。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口も1ヶ所で、駅東側に出られる。駅周辺の道路は狭く、駐車場が整備されているだけで、ロータリーなどはない。
駅の北側には淀川キリスト教病院、柴島高校、柴島浄水場がある。700mほど北側には阪急京都本線崇禅寺駅がある。
柴島 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 1,638 | 900 | 738 | 54.9% |
2008年度 | 1,638 | 1,023 | 615 | 62.5% |
対08年度比 | 100.0% | 88.0% | 120.0% |
柴島駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,638人で、うち定期利用者は900人となっている。定期比率は54.9%で、定期利用者が5割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体ではちょうど横ばいで、定期利用者は12.0%減、定期外利用者は20.0%増となっている。