【関西各駅探訪第1259回】阪急千里線柴島駅

柴島

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【大阪市の水の要衝柴島浄水場】

阪急千里線柴島駅は大阪市東淀川区にある。普通のみが停車する駅で、平日朝夕と土休日に運転される堺筋準急は通過する。淡路駅付近高架化と連動して当駅も高架化される予定だが、工事は延々遅々として進んでいない。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎の運転で、うち3本は京都線直通の高槻市行きとなっている。平日朝ラッシュ時天神橋筋六丁目方面行き7時台には12本が運転されている。平日夕方ラッシュ時北千里方面行き18時台には9本が運転されている。柴島駅は1925年10月15日に新京阪鉄道天神橋(現在の天神橋筋六丁目)から淡路までの開通とともに開業した。1930年9月15日に会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に新京阪線が京都本線となり、当駅もその所属となった。1959年2月18日に天神橋から淡路までが千里山線に編入された。1967年3月1日に千里山線が千里線に改称された。現在工事中の高架駅化は2024年度末の切替を予定している。

柴島

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駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両8両分ある。

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上下ホーム間には陸橋が設置されている。陸橋にはエレベーターはなく、上下ホームにスロープが設置された専用の出入口がある。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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出口も1ヶ所で、駅東側に出られる。駅周辺の道路は狭く、駐車場が整備されているだけで、ロータリーなどはない。

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駅の北側には淀川キリスト教病院、柴島高校、柴島浄水場がある。700mほど北側には阪急京都本線崇禅寺駅がある。

柴島 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 1,638 900 738 54.9%
2008年度 1,638 1,023 615 62.5%
対08年度比 100.0% 88.0% 120.0%  

柴島駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,638人で、うち定期利用者は900人となっている。定期比率は54.9%で、定期利用者が5割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体ではちょうど横ばいで、定期利用者は12.0%減、定期外利用者は20.0%増となっている。

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