【待避線が設置できる構造を持つ】
JR学研都市線津田駅は大阪府枚方市にある。四条畷以遠各駅に停車する区間快速が停車する。国鉄時代には待避線設置も考慮した配線になっていたが、待避線は設置されることはなく2面2線のままとなっている。電車はデータイムに区間快速4本が運転されている。平日朝ラッシュ時下り7時台には区間快速5本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り18時台には区間快速2本、普通4本が運転されている。津田駅は1898年4月12日に関西鉄道四条畷~長尾間延伸と同時に開業した。1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日路線名称制定され、桜ノ宮線の所属となった。1913年11月15日に桜ノ宮線が片町線に編入され同線の駅となった。1979年10月1日に四条畷~長尾間の複線化が完成し、関西の国鉄線では初めて自動改札機が設置された。JR発足後2003年11月1日にICカードの利用が可能になった。2015年3月8日にみどりの窓口の営業が終了し、翌日からみどりの券売機プラスが稼働を開始した。
駅構内はホーム2面2線で、築堤上に駅があるため、駅舎よりも一段高い位置にホームがある。ホーム有効長は20m級車両8両分ある。
上下ホーム間には地下道が設置されており、エレベータが設置されている。
2面4線化できる構造になっているホーム。下り線側には保線基地がある。
改札は1ヵ所で西側にある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
宅配ロッカーPUDOも改札付近に設置されている。
出口は1ヵ所で西側に出られる。
駅前にはロータリーが整備されており、京阪バスの路線バスが乗り入れている。
線路をくぐる自由地下道が設置されており、東側にも出られる。東側にもロータリーが設置されており、京阪バスの路線バスが乗り入れている。
津田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 5,540 | 4,190 | 1,350 | 75.6% |
2008年度 | 6,096 | 4,539 | 1,557 | 74.5% |
対08年度比 | 90.9% | 92.3% | 86.7% |
津田駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,540人で、うち定期利用者は4,190人となっている。定期比率は75.6%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で9.1%減、定期利用者は7.7%減、定期外利用者は13.3%減となっている。学研都市線松井山手~京橋間では藤阪、東寝屋川に次いで利用者が少ない。