【関西各駅探訪第717回】JR阪和線津久野駅

津久野

【津久野は当て字で正式には踞尾が起源】

JR阪和線津久野駅は、大阪府堺市にある。津久野には普通のみが停車する。鳳の一つ手前の駅で、堺市や三国ヶ丘で快速に乗り換えられるが、上野芝で快速の待避を行う電車が多いため、連絡はあまり良くない。昼間時は普通が毎時4本15分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上りは7時台に7本、8時台に6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台ともに毎時5本が運転されている。津久野駅は1960年9月1日に上野芝〜鳳間に新設された。

津久野

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

津久野

盛り土に駅があるため、改札は地上にあり、ホームとは段差がある。ホームから改札へはエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。

津久野

改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

津久野

みどりの券売機が設置されており、それによりみどりの窓口はなくなった。

津久野

出口も1ヶ所で、駅南側にのみ出られる。

津久野

駅前にはロータリーがあり、南海バスが各方面へ路線を運行している。

津久野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は8,796人で、うち定期利用者は6,448人となっている。定期比率は73.3％で、7割以上が定期利用者となっている。JR阪和線の中では、乗車人員数第10位に位置しており、普通しか停まらない駅では、杉本町に次いで利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で3.8%減、定期利用者は1.4%減、定期外利用者は9.7%減となっている。