【歴史は古いが後発2駅の方が現在は賑やか】
京阪宇治線六地蔵駅は京都市伏見区にある。JR奈良線、京都市営地下鉄東西線の六地蔵とは少し離れており、徒歩5分ほどかかる。駅周辺はJR、地下鉄の六地蔵の方が賑やかで、当駅は町の中心部からは少し離れている。電車はデータイム毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時7時台には8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時19時台に6本が運転されている。六地蔵駅は1913年6月1日に京阪宇治線開通とともに開業した。1943年10月1日に京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1966年3月には山科川堤防かさ上げ工事及び橋梁架け替えのためホームが堤防上に移設された。付近を流れる山科川の氾濫によりたびたび駅周辺は浸水の被害を受けていた。2004年8月1日にPITAPAなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は築堤上にホームがあり、2面2線となっている。ホーム有効長は18m級車両5両分あるが、現在は全ての電車が4両編成になっている。
ホームから改札がある地上へはエレベータが設置されている。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で駅北側に出られる。
駅前には宅配ロッカーのPUDOが設置されている。
駅の北側には京阪バスと京都京阪バスの路線バスが乗り入れている。バス停の北側にはタクシー乗り場も設置されている。
駅の南側には山科川が流れていて、駐輪場や駐車場などが整備されている。
六地蔵 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 4,249 | 1,696 | 2,553 | 39.9% |
2008年度 | 4,508 | 2,180 | 2,328 | 48.4% |
対08年度比 | 94.3% | 77.8% | 109.7% |
六地蔵駅の2018年度1日あたりの乗車人員は4,249人で、うち定期利用者は1,696人となっている。定期比率は39.9%で、定期利用者が4割を切っている。10年前の2008年度と比較すると全体で5.7%減、定期利用者は22.2%減、定期外利用者は9.7%増となっており、定期利用者は減少しているが、定期外利用者は増加している。