【関西各駅探訪第1203回】阪急嵐山線上桂駅

上桂

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【世界遺産苔寺への最寄駅は住宅地の中にある】

阪急嵐山線上桂駅は京都市西京区にある。京都線と分岐する桂から1駅隣の駅で周辺は住宅地になっている。観光客が多い嵐山線だが、当駅に関しては通勤通学など沿線住民の利用が多い。西側の山手には苔寺もあり、京都らしく住宅街の側に世界遺産がある。電車はデータイム毎時4本の運転で、行き違いの都合もあり等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時7時台には6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台にも6本が運転されている。

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上桂駅は1928年11月9日に新京阪鉄道嵐山線開通とともに開業した。1930年9月15日に会社合併により京阪電気鉄道の駅となった。1943年10月1日には会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1944年1月9日には戦時資材供給のため嵐山線が単線化され1面1線となった。1950年3月13日に駅構内部のみ2面2線となり行き違い駅となった。2017年3月25日に嵐山方面行きホーム側に改札が設置された。

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駅構内はホーム2面2線で、嵐山線は単線のため行き違い駅となっている。

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改札は2ヶ所あり、上下ホームそれぞれの嵐山方にある。上下ホーム間には地下道が設置されている。

桂方面行き側が有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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ホームから改札へはスロープが設置されておりバリアフリーに対応している。

嵐山方面側の改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

こちらの改札はバリアフリー化のため設置されており、スロープが設置されている。

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出口は2ヶ所で、駅北西側に出られる。駅前は狭く府道123号線が走っており交通量も多い。東口の前には京都バスのバス停がある。

上桂 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 4,740 2,411 2,329 50.9%
2007年度 4,468 2,038 2,430 45.6%
対07年度比 106.1% 118.3% 95.8%  

上桂駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4,740人で、うち定期利用者は2,411人となっている。定期比率は50.9%で、定期利用者が5割強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で6.1%増、定期利用者は18.3%増、定期外利用者は4.2%減となっている。

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