【近くには丸山衝上断層もあり急こう配途上にある】
神鉄有馬線丸山駅は神戸市長田区にある。六甲山を越える山岳地帯の途上にあり、急こう配区間に駅がある。普通のみが停車し、データイムは毎時4本が運転されている。平日朝ラッシュ時上り新開地方面行き8時台には9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り鈴蘭台方面行き18時台には7本が運転されている。丸山駅は1928年11月28日に神戸有馬電気鉄道の鷹取道駅として開業した。1947年1月9日に三木電気鉄道との合併により神有三木電気鉄道の駅となった。1948年10月1日に丸山駅に改称された。1952年10月1日に電鉄丸山駅に改称された。1988年4月1日に社名変更により神戸電鉄の駅となり、丸山駅に改称された。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両5両分ある。
上下ホーム間に陸橋があるが、エレベータの設置はない。
改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口も1ヵ所で南側に出られる。北側も山の斜面になっているが、南側も斜面になっており、駅前は非常に狭い。
駅の目の前は断崖絶壁と言っても過言ではなく、車の乗り入れはできない。駅から坂を下りた谷地に住宅が広がっている。
丸山 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 559 | 351 | 208 | 62.7% |
2008年度 | 710 | 421 | 290 | 59.2% |
対08年度比 | 78.7% | 83.3% | 71.9% |
丸山駅の2018年度の1日あたりの乗車人員は559人で、うち定期利用者が351人となっている。定期比率は62.7%で、定期利用者が6割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で21.3%減、定期利用者は16.7%減、定期外利用者は28.1%減となっている。