【六甲ライナーの連絡駅として一躍発展した駅】
阪神本線魚崎駅は神戸市東灘区にある。直通特急停車駅で、全ての電車が停車する。六甲ライナー開業前は普通しか停まらなかったが、六甲ライナー開業後、快速急行が停車するようになり、特急、直通特急が順に停車するようになった。電車はデータイムに直通特急6本、快速急行3本、普通6本が運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台に直通特急5本、快速急行4本、区間特急5本、普通5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には直通特急6本、快速急行3本、普通6本が運転されている。
魚崎駅は1905年4月12日に阪神電気鉄道本線開通とともに開業した。1990年5月に駅舎が改築されて橋上駅舎になった。1991年4月7日ダイヤ改正で夕方に限り快速急行が停車するようになった。1994年3月ダイヤ改正で快速急行の全てが停車するようになった。1995年6月26日ダイヤ改正で区間特急が停車するようになった。1998年2月15日ダイヤ改正でデータイムの特急が停車するようになった。2001年3月10日ダイヤ改正で直通特急、特急が終日停車となり、区間特急と快速急行の停車は取り止められた。2009年3月20日ダイヤ改正で快速急行が終日停車となり、区間特急の始発駅変更により当駅を通る全ての列車が停車するようになった。2016年3月19日ダイヤ改正で区間特急が御影始発となり、当駅に停車するようになった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。
2020年3月14日ダイヤ改正で土休日の快速急行が8両編成化されるため、ホーム延伸が行われ8両編成停車に対応した。
ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
エスカレータは上りのみが設置されている。
改札は橋上駅舎内にあり、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は3ヶ所あり、東西に1ヶ所ずつと六甲ライナー魚崎駅に繋がる連絡通路がある。
六甲ライナー魚崎駅は北西側にあるため、連絡通路を通らなければならない。
北口、南口ともに駅周辺の道路は狭く、ロータリーなどは整備されていない。
魚崎 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 14,134 | 7,482 | 6,652 | 52.9% |
2007年度 | 11,005 | 5,159 | 5,847 | 46.9% |
対07年度比 | 128.4% | 145.0% | 113.8% |
魚崎駅の2017年度1日あたりの乗車人員は14,134人で、うち定期利用者は7,482人となっている。定期比率は52.9%で、定期利用者が半分強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で28.4%増、定期利用者は45.0%増、定期外利用者は13.8%増となっており、増加傾向にある。