【谷町線田辺駅と競合する】
近鉄南大阪線北田辺駅は大阪市東住吉区にある。大阪阿部野橋から2つ目の駅で普通のみが停車する高架駅である。周辺には大阪メトロ谷町線田辺駅などがあり利用者を分け合う形になっている。
電車はデータイム毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時上り8時台は普通6本が運転。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通6本が運転されている。北田辺駅は1923年12月28日に大阪鉄道の河堀口〜針中野間に新設開業した。1943年2月1日に大阪鉄道が関西急行鉄道に合併され同社の駅となった。1944年6月1日には南海鉄道との合併により近畿日本鉄道の駅となった。1987年12月6日に高架化が完成した。2007年4月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
ホームから改札があるコンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
エスカレータは上下とも設置されている。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。改札階から地上へのアクセスは1ヶ所で高架下に下りる形になっている。
改札階から地上へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
駅周辺は狭く商店街があり、バスの乗り入れはない。
北田辺 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 2,513 | 1,305 | 1,208 | 51.9% |
2007年度 | 2,831 | 1,599 | 1,232 | 56.5% |
対07年度比 | 88.8% | 81.6% | 98.1% |
北田辺駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,513人で、うち定期利用者は1,305人となっている。定期比率は51.9%で、定期利用者は半分強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で11.2%減、定期利用者は18.4%減、定期外利用者は1.9%減となっており、定期利用者の減少が大きい。