【関西各駅探訪第1097回】阪急宝塚本線曽根駅

曽根

曽根

 【豊中方の引上げ線は未成線の痕跡?】

阪急宝塚本線曽根駅は大阪府豊中市にある。準急以下が停車する駅で、ホーム2面4線の待避駅となっている。宝塚方には引上線があり、折り返し運転も可能な構造になっているが、現在は当駅発着の電車はない。かつてはここから新大阪連絡線などの計画があったが、計画は消えてしまった。新たに大阪空港への路線計画が出てきているが、今のところ具体化はしていない。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台に準急4本、普通7本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が7本運転されている。曽根駅は1912年5月30日に箕面有馬電気軌道の駅として開業した。1918年2月4日に阪神急行電鉄に改称された。1943年10月1日には京阪電気鉄道との合併により、京阪神急行電鉄の駅となった。2000年1月29日に高架化が完成した。

曽根

曽根

駅構内は高架ホーム2面4線で、ホーム有効長は18m級車両10両分ある。10両編成列車の停車はなく、回送車の待避などが行われている。

曽根

曽根

下りは1号線が本線で2号線が待避線となっている。

曽根

曽根

上りは3号線が本線、4号線が待避線となっている。

曽根

曽根

宝塚方には引上線があるが、当駅発着の定期列車はない。箕面線への送り込みの回送車などが当駅にて折り返しを行う。

曽根

曽根

ホームから改札がある地上へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。

曽根

曽根

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

曽根

曽根

出口は2ヶ所あり、東西に出られる。東口にはバス乗り場がある。駅前にはスーパーダイエーがある。

曽根

曽根

西口には商店街がある。周辺の道路は狭く、車一台がやっと通れる程度となっている。

曽根 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 13,493 6,858 6,635 50.8%
2007年度 13,059 5,939 7,120 45.5%
対07年度比 103.3% 115.5% 93.2%  

曽根駅の2017年度1日あたりの乗車人員は13,493人で、うち定期利用者は6,858人となっている。定期比率は50.8%で、定期利用者は半分強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で3.3%増、定期利用者は15.5%増、定期外利用者は6.8%減となっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました