【関西各駅探訪第1138回】伊賀鉄道伊賀線依那古駅

依那古

依那古

【現在も行き違い設備跡が残る】

伊賀鉄道伊賀線依那古駅は三重県伊賀市にある。かつては行き違い設備があったが、1970年代に棒線化されており、現在はその痕跡が残るのみとなっている。電車はデータイム毎時2本の運転で、朝夕も毎時2本の運転が基本だが、一部時間帯は3本運転されることもある。

依那古

依那古

依那古駅は1922年7月18日に伊賀鉄道上野町〜名張間開通とともに開業した。1926年12月19日に伊賀電気鉄道の駅となり、1929年3月31日に会社合併により大阪電気軌道伊賀線の駅となった。1931年9月26日に参宮急行電鉄の駅となり、1941年3月15日に関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1977年に行き違い設備が廃止され、2000年3月15日に無人化された。2007年10月1日に伊賀鉄道伊賀線の駅となった。

依那古

依那古

駅構内はホーム1面1線で、行き違い設備の名残で島式ホームだったことがわかる構造になっている。

依那古

依那古

ホーム有効長は2両で、ホームから駅舎へはかつて構内踏切があったことがわかる構造になっている。

依那古

依那古

線路は行き違いのため、駅前後で振られている。

依那古

依那古

改札は無人化されており、自動改札機や自動券売機の設置はなくICカードの利用もできない。

依那古

依那古

出口は1ヶ所で西側に出られる。駅前は広く車の乗り入れも可能である。

依那古

依那古

駅付近には駐輪場があるが、バス路線の乗り入れはない。

依那古 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 58 33 24 57.7%
2007年度 43 28 15 64.6%
対07年度比 133.4% 119.1% 159.6%  

依那古駅の2017年度1日あたりの乗車人員は58人で、うち定期利用者は33人となっている。定期比率は57.7%で、定期利用者は半分強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で33.4%増、定期利用者は19.1%増、定期外利用者は59.6%増となっている。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました