【関西各駅探訪第1043回】伊賀鉄道伊賀線新居駅

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【服部川の向こうには上野城を望むことができる】

伊賀鉄道伊賀線新居駅は三重県伊賀市にある。JR関西線との連絡駅伊賀上野駅から1駅目にあり、関西線と分かれて服部川を渡る手前にある。駅から関西線列車が走る姿も見ることができる。電車は毎時1本の運転が基本で、データイムは伊賀上野〜上野市間のシャトル運転となっている。朝夕には毎時2本の運転となり、伊賀神戸方面へ直通する電車もある。

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新居駅は1916年8月8日に伊賀軌道上野駅連絡所(現在の伊賀上野)から上野町(現在の上野市)までの開通とともに開業した。1917年12月20日に社名変更により伊賀鉄道の駅となった。1926年12月19日に社名変更により伊賀電気鉄道の駅となった。1929年3月31日に会社合併により、大阪電気軌道伊賀線の駅となった。1931年9月26日には路線譲渡により参宮急行電鉄伊賀線の駅となった。1941年6月1日に会社合併により関西急行鉄道伊賀線の駅となった。1944年6月1日に戦時統合により近畿日本鉄道伊賀線の駅となった。2007年10月1日には経営分離により伊賀鉄道伊賀線の駅となった。

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駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両2両分となっている。

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改札は無人で、車内精算を行うため、自動券売機、自動改札機などの設置はない。伊賀線では2019年現在ICカードの利用もできない。

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出口は1ヶ所で駅北側に出られる。南側には服部川が流れており、北側に集落がある。出口にはスロープがあり、バリアフリーにも対応している。

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駅からは服部川の向こう側に上野市界隈の街を望むことができ、上野城も見える。

新居 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 60 50 10 84.0%
2007年度 50 44 5 89.2%
対07年度比 120.0% 113.0% 178.3%  

新居駅の2017年度1日あたりの乗車人員は60人で、うち定期利用者は50人となっている。定期比率は84.0%で定期利用者が8割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で20.0%増、定期利用者は13.0%増、定期外利用者は78.3%増となっている。

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