【関西各駅探訪第1127回】JR草津線甲南駅

甲南

甲南

【橋上駅舎化された甲賀流忍者の故郷】

JR草津線甲南駅は滋賀県甲賀市にある。周辺は甲賀忍者の里で知られており、甲賀流忍術屋敷も近くにある。電車はデータイム毎時1本の運転。平日朝ラッシュ時7時台には3本が運転、平日夕方ラッシュ時19時台には3本が運転されている。甲南駅は1890年2月19日に関西鉄道拓殖〜三雲間延伸とともに深川駅として開業した。1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日に線名制定により草津線の駅となった。1956年4月10日に甲南駅に改称された。2018年3月17日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。2019年5月11日に橋上駅舎が完成した。

甲南

甲南

駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

甲南

甲南

橋上駅舎化により、エレベーターが設置されている。

甲南

旧駅舎時代は上り線側に改札があった。有人改札で、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。

甲南

甲南

かつての橋上駅舎建設に伴う仮駅舎。

甲南

甲南

駅前にはレンタサイクルを取り扱う商店もある。

甲南

甲南

橋上駅舎化されて出口は2ヶ所になった。西口がメインで橋上駅舎化により駅前が整備された。

甲南 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 856 692 164 80.8%
2007年度 1,178 951 227 80.7%
対07年度比 72.7% 72.8% 72.2%  

甲南駅の2017年度1日あたりの乗車人員は856人で、うち定期利用者は692人となっている。定期比率は80.8%で、定期利用者が8割を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で27.3%減、定期利用者は27.2%減、定期外利用者は27.8%減となっており、30%近く利用者が減少している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました