【関西各駅探訪第623回】近江鉄道八日市線平田駅

平田

【コミュニティホールを併設する駅舎を持つ】

近江鉄道八日市線平田駅は滋賀県東近江市にある。交換設備を有する駅で、かつては近江八幡まで区間電車が設定されていた。平田駅は1913年12月29日に湖南鉄道の駅として開業した。会社合併などを繰り返し、1944年3月1日から近江鉄道の駅となった。

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駅構内は対向式ホーム2面2線の交換駅で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。

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駅舎は八日市方面行きホーム側にあり、近江八幡行きホームへは構内踏切を渡らなければならない。

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駅舎は新しく2006年11月20日完成した。コミュニティハウスを併設しており、一部時間帯を除いて駅員も配置される。

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自動改札機や自動券売機はなく、乗車券の販売などはない。

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出口も1ヶ所で、北側にのみ出られる。駅前は国道421号線が走っており、交通量は多い。東近江市のコミュニティバスも駅前に乗り入れるが、運行本数は少ない。

平田駅の2016年度1日あたりの乗車人員は164人で、うち定期利用者は121人となっている。定期比率は73.7%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で19.6%減、定期利用者は0.3%増、定期外利用者は48.3%減となっている。

  

鉄道コム

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