【関空に続く海上空港への輸送を担う】
神戸新交通ポートライナー神戸空港駅は神戸市中央区にある。三宮駅などと同じ中央区にあるが、三宮の南側の海上にあるポートアイランドのさらに南側にある空港島にある。三宮から神戸空港へは2回海を渡ることになる。当然ながら神戸空港利用者が中心で、空港利用者と関係者の利用がほとんどである。電車はデータイム10分毎毎時6本の運転で、平日朝ラッシュ時三宮方面行きは7時台に11本、8時台に13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には14本が運転されている。神戸空港駅は2006年2月2日にポートライナー延伸とともに開業した。
駅構内はホーム1面2線で、線路は車両留置などのため西側に延びている。ホーム有効長は8m級車両6両分ある。
全面閉鎖型のホームドアが設置されている。ガラス張りになっているため外の景色は見え、電車も見える。
ホームは地上3階部にあり、ホームから改札がある2階コンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
エスカレータは上下とも設置されている。
コンコースは集中する空港利用者に備えて広く取ってある。
改札は1ヶ所で、無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札の南側には神戸空港ターミナルビルへの連絡通路があり、空港連絡は非常に便利だ。
駅の北側には広大な空港利用者の駐車場がある。さらにその北側にはベイシャトルの発着場がある。
高架下には空港連絡のバスやタクシー乗り場がある。
神戸空港ターミナルビルは駅のすぐ隣にあり、チェックインなどもすぐできる。
ターミナルビルの屋上からは空港を展望できるスペースがある。
神戸空港 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 3,521 | 227 | 3,293 | 6.5% |
2007年度 | 3,488 | 132 | 3,356 | 3.8% |
対07年度比 | 100.9% | 172.9% | 98.1% |
神戸空港駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,521人で、うち定期利用者は227人となっている。定期比率は6.5%で、大半が空港利用者のため定期利用者は少ない。10年前の2007年度と比較すると全体で0.9%増、定期利用者は72.9%増、定期外利用者は1.9%減となっている。