【おおさか東線延伸により連絡駅となった】
京阪本線野江駅は大阪市城東区にある。普通のみが停車する駅で、京橋の一つ京都方にある。2019年3月16日に開業したJRおおさか東線のJR野江駅と連絡駅となった。京阪本線複々線区間の中にあり、京橋を出た優等列車と普通列車が並走するシーンも多々見られる。電車はデータイム毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時下り8時台に8本が運転されている。平日夕方ラッシュ時上り18時台には6本が運転されている。野江駅は1910年4月5日に京阪電気鉄道開通とともに開業した。開業当初は現在の大阪メトロ谷町線野江内代駅付近にあった。1931年10月14日に専用軌道に移設され、現在位置に移転した。1933年12月29日に複々線化が完成した。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1945年9月15日に営業を休止。1946年1月21日に営業を再開した。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1993年1月27日に8両編成停車対応のためホームが延伸された。1999年12月24日にエレベーターの使用を開始した。2000年1月24日に新駅舎の使用を開始した。2019年3月16日にJRおおさか東線JR野江駅が開業し、連絡駅となった。
駅構内は高架ホーム2面4線で、複々線区間にあるため、緩行線にのみ対向式ホームが設置されている。
ホーム有効長は18m級車両8両分ある。
ホームから改札がある地上へはエレベーターが設置されている。
改札は1ヶ所あり、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札は南北を繋ぐ自由通路に繋がっており、高架下に設置されている。
出口は2ヶ所で北口はJRおおさか東線JR野江駅への連絡に便利だ。
北口には駐輪場が整備されている。
南口の周辺は商店と住宅が混在しており、周辺の道路は狭い。
野江 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 6,492 | 3,300 | 3,192 | 50.8% |
2007年度 | 5,912 | 3,160 | 2,752 | 53.5% |
対07年度比 | 109.8% | 104.4% | 116.0% |
野江駅の2017年度1日あたりの乗車人員は6,492人で、うち定期利用者は3,300人となっている。定期比率は50.8%で、定期利用者は50%強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で9.8%増、定期利用者は4.4%増、定期外利用者は16.0%増となっている。