【滝谷不動への最寄駅は学生の利用も多い】
近鉄長野線滝谷不動駅は大阪府富田林市にある。滝谷不動への最寄駅だが、滝谷不動へは駅から徒歩15分ほどかかり結構離れている。駅周辺には大阪大谷大学や初芝富田林中学、高校などがあり、通学生の利用の方が多い。駅名にも大阪大谷大学前の副駅名が付けられている。電車はデータイム毎時4本の運転で、15分毎の運転になっているが、途中行き違いや南大阪線直通の関係で古市にかけて等間隔運転がずれていく。平日朝ラッシュ時上り6時台には急行1本、準急4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には急行2本、準急2本が運転されている。滝谷不動駅は1902年3月25日に河南鉄道の駅として開業した。1919年3月8日に河南鉄道が大阪鉄道になり同社の駅となり、1943年会社合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両5両分ある。
上下ホーム間には構内踏切がある。
駅舎は上りホーム側にある。改札は有人でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は1ヵ所で駅西側に出られる。
駐輪場が整備されているが、駅前からのバス路線の発着はない。
滝谷不動 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 3,338 | 2,481 | 857 | 74.3% |
2007年度 | 3,729 | 2,849 | 880 | 76.4% |
対07年度比 | 89.5% | 87.1% | 97.4% |
滝谷不動駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,338人で、うち定期利用者は2,481人になっている。定期比率は74.3%で、定期利用者が7割以上を占めており、定期利用者は昨今の傾向からすると多い。10年前の2007年度と比較すると全体で10.5%減、定期利用者は12.9%減、定期外利用者は2.6%減となっている。