【関西各駅探訪第768回】JR奈良線山城多賀駅

山城多賀

【JR奈良線では最小の乗車人員の駅】

JR奈良線山城多賀駅は京都府綴喜郡井手町にある。宇治まで各駅に停まる区間快速が停車する。行き違い駅で、当駅付近で、みやこ路快速、普通ともに上下列車が輻輳するため、現在当駅から玉水の間が複線化工事中である。複線化が完成すると行き違い時間が軽減される。昼間時は普通が毎時2本の運転で、平日朝ラッシュ時上り7時台には、区間快速2本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台、19時台には普通が毎時2本、20時台、21時台に区間快速、普通がそれぞれ2本ずつ運転されている。山城多賀駅は1955年7月15日に山城青谷〜玉水間に新設された。2000年4月7日に橋上駅舎が完成した。2001年3月ダイヤ改正で行き違い設備が設置された。

山城多賀

駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。1線スルー化されており、2番線側がスルー構造になっている。

山城多賀

駅舎は橋上化されているが、無人化されている。ICカードリーダーと簡易型の自動券売機が設置されている。

山城多賀

上り京都行きホームにも改札があり、ICカードリーダーが設置されている。

山城多賀

出口は2ヶ所あり、東口は丘陵地の上に出ることができる。

山城多賀

東口の前には井手町立多賀小学校がある。

山城多賀

西口はロータリーが整備されており、駅前には広大な田畑が広がっている。

山城多賀

大きなロータリーがあるが、バスの発着はない。

山城多賀 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 432 284 148 65.8%
2006年度 397 258 140 64.8%
対06年度比 108.7% 110.3% 105.6%  

山城多賀駅の2016年度1日あたりの乗車人員は432人で、うち定期利用者は284人となっている。定期比率は65.8%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で8.7%増、定期利用者は10.3%増、定期外利用者は5.6%増となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました